
中央開発(東京都新宿区)は6月25日、職務・役割主導の包括的人事制度「HERB」を2026年7月1日以降段階的に導入すると発表した。
社員の職群をBP職・ME職・A職の3区分とし、このうちBP職・ME職にジョブ型人事制度を導入する。
中央開発は1946年、日本初の地盤コンサルティングカンパニーとして戦後復興を目的にスタートした会社である。
以来、国内における標準貫入試験の実用化を行うなど、地質調査業界のパイオニアとして国内外のインフラ整備に関わるビッグプロジェクトに携わってきた。

土木設計、情報解析、IoT機器を用いた防災コンサルティングなど建設コンサルタントへ事業領域を拡大している。
同社では、人事制度の詳細とともに、各役職の給与テーブルや昇降格の要件を全社員に公開している。
これにより納得感の高い公平・公正な人事制度を実現しており、新しい人事制度HERBでも継続している。
同社では2012年4月に人事制度「役割別等級制度」を策定し、時々の社会情勢に応じた改修を施しながら運用していた。

人事戦略や等級制度などの人材マネジメントに関する課題に対応するべく、人事制度の改定に踏み切った。
新制度の名称は「Holistic Talent Engagement Job Role Based Human Resource System(職務・役割主導の包括的人事制度)」で、頭文字をとってHERBと呼称している。
HERBでは企業理念・経営目標・事業戦略の実現に寄与する体系構築を目標としており、従来の人事制度と比較して、より個人の能力(技術力・スキル)が待遇に直結しやすい制度となった。
これにより専門性の高い人材の一層のパフォーマンス向上や、今後少子高齢化とともに予想される採用難への柔軟な対応が見込まれる。

具体的には、正社員総合職の等級を3区分(ビジネスプロフェッショナル[BP]職・マネジメントエンジニア[ME]職・アソシエイト[A]職)とする。
BP職・ME職においてはジョブ型を導入し、職務記述書(Job Description)に基づいた人事管理を実施する。
これにより部長や課長に代表されるマネージャー以外の社員にも、専門職として高水準のキャリアパスを提示することが可能となる。
各役職の職務記述書は各々の職務要素(難易度・責任・影響力・革新性・積極性・裁量等)を用いた職務評価にかけられ、ジョブサイズに応じた等級が定められている。
A職については従来の一般職の役割を引き継いだ上で、求められる成果とプロセスに応じた評価手法を導入する。
社員の職群をBP職・ME職・A職の3区分とし、このうちBP職・ME職にジョブ型人事制度を導入する。
全社員に給与テーブル公開とジョブ型導入で専門性評価を明確化
中央開発は1946年、日本初の地盤コンサルティングカンパニーとして戦後復興を目的にスタートした会社である。
以来、国内における標準貫入試験の実用化を行うなど、地質調査業界のパイオニアとして国内外のインフラ整備に関わるビッグプロジェクトに携わってきた。

土木設計、情報解析、IoT機器を用いた防災コンサルティングなど建設コンサルタントへ事業領域を拡大している。
同社では、人事制度の詳細とともに、各役職の給与テーブルや昇降格の要件を全社員に公開している。
これにより納得感の高い公平・公正な人事制度を実現しており、新しい人事制度HERBでも継続している。
同社では2012年4月に人事制度「役割別等級制度」を策定し、時々の社会情勢に応じた改修を施しながら運用していた。

人事戦略や等級制度などの人材マネジメントに関する課題に対応するべく、人事制度の改定に踏み切った。
新制度の名称は「Holistic Talent Engagement Job Role Based Human Resource System(職務・役割主導の包括的人事制度)」で、頭文字をとってHERBと呼称している。
HERBでは企業理念・経営目標・事業戦略の実現に寄与する体系構築を目標としており、従来の人事制度と比較して、より個人の能力(技術力・スキル)が待遇に直結しやすい制度となった。
これにより専門性の高い人材の一層のパフォーマンス向上や、今後少子高齢化とともに予想される採用難への柔軟な対応が見込まれる。

具体的には、正社員総合職の等級を3区分(ビジネスプロフェッショナル[BP]職・マネジメントエンジニア[ME]職・アソシエイト[A]職)とする。
BP職・ME職においてはジョブ型を導入し、職務記述書(Job Description)に基づいた人事管理を実施する。
これにより部長や課長に代表されるマネージャー以外の社員にも、専門職として高水準のキャリアパスを提示することが可能となる。
各役職の職務記述書は各々の職務要素(難易度・責任・影響力・革新性・積極性・裁量等)を用いた職務評価にかけられ、ジョブサイズに応じた等級が定められている。
A職については従来の一般職の役割を引き継いだ上で、求められる成果とプロセスに応じた評価手法を導入する。
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