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デジコン編集部 2024.11.28

建設業界の働きやすさが改善。スパイダープラスの調査で半年で5.4ポイント増。DXと情報発信への期待も上昇

スパイダープラスは、全国の建設業従事者2,500名を対象とした働き方改革に関する定点調査の結果を発表した。

2024年4月と10月の比較で、「働きやすい」と感じる従事者が5.4ポイント増加し、働き方改革の効果が浸透している。

10年後の業界展望について「良くなる」と回答した従事者も3.8ポイント増加している。

調査概要
実施時期:2024年4月、10月
対象業種:建築、土木、設備、設計の建設業従事者
対象地域:日本全国
対象年代:20-60代
対象人数:2,500名
調査方法:インターネット調査
出典元:スパイダープラス株式会社


待遇と労働時間の課題感が低下。法改正の効果が顕在化


2024年4月の働き方改革関連法適用により、各社が待遇改善と労働時間管理の対策を進めた効果が表れている。

従業員の課題意識調査では、「待遇の改善」と「長時間労働の改善」の両項目で重要度が低下している。


一方で、60%以上の従事者は依然として業界の将来に不安を抱えており、継続的な改善の必要性も示唆された。

新規入職者確保にDXと情報発信が重要に


建設業界の認知度向上と新規入職者確保に向けて、「仕事の仕方に関する情報発信」の重要性が増している


「デジタル化による効率化」への期待も高まっており、特に若手従事者の獲得に向けた重要な要素として認識されている。

施工実績の積極的な発信により、建設業の社会的価値と魅力を伝えることが入職促進につながるとの見方が強まっている。



参考・画像元:スパイダープラス株式会社プレスリリースより


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