戸田建設は、建設現場の業務委託手続きを自動化する「ToLabel」を4人体制で内製開発し、全社展開による業務効率化に成功した。
Serverless Operationsの技術支援のもと、AWSのサーバーレスアーキテクチャを採用し、2022年4月から開発を開始した。
工事現場特有の膨大な書類作成や事務手続きを、適切な担当者に振り分けて完了までフォローする仕組みを構築した。
従来はメールでの煩雑なやり取りや履歴管理の課題により、現場責任者への業務集中と残業増加が問題となっていた。
2022年10月の初期リリース後、モデル現場での実証を経て、全国支店での説明会を実施し、段階的な展開を進めた。
開発チームは現場からのフィードバックを重視し、利用者アンケートを基に隔週でアップデートを継続している。
データ量の増加に伴うレスポンス低下などの課題も、AWSの技術を活用して解決を図った。
DX推進室では「ToLabel」を最大規模の内製プロジェクトと位置付け、デジタル人材の育成にも活用している。
内製開発の経験を通じ、外部ベンダーへの発注時の要件定義や見積もり評価の精度向上にも寄与している。
AWS活用で現場の残業時間を大幅削減
Serverless Operationsの技術支援のもと、AWSのサーバーレスアーキテクチャを採用し、2022年4月から開発を開始した。
工事現場特有の膨大な書類作成や事務手続きを、適切な担当者に振り分けて完了までフォローする仕組みを構築した。
従来はメールでの煩雑なやり取りや履歴管理の課題により、現場責任者への業務集中と残業増加が問題となっていた。
2022年10月の初期リリース後、モデル現場での実証を経て、全国支店での説明会を実施し、段階的な展開を進めた。
開発チームは現場からのフィードバックを重視し、利用者アンケートを基に隔週でアップデートを継続している。
データ量の増加に伴うレスポンス低下などの課題も、AWSの技術を活用して解決を図った。
DX推進室では「ToLabel」を最大規模の内製プロジェクトと位置付け、デジタル人材の育成にも活用している。
内製開発の経験を通じ、外部ベンダーへの発注時の要件定義や見積もり評価の精度向上にも寄与している。
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