地盤情報サイト「地盤サポートマップ」大幅アップデート。液状化リスク評価を従来4段階から5段階に刷新。ジャパンホームシールド社

戸建住宅の地盤調査実績No.1のジャパンホームシールドが提供する、土地の地盤・防災・生活情報を地図上で確認できる地盤情報サイト「地盤サポートマップ」において、「液状化の可能性」を含む全13項目の地盤情報を新たに反映した。

同社は、地盤調査・解析実績240万棟を誇る実績を活かし、無料で利用できる地盤情報サービスとして運営している。

年間150万回以上閲覧。能登半島地震受け宅地安全性関心高まり。国土交通省2024年10月発表区分対応でより信頼性高い指標

地盤サポートマップは、地図上に地盤データを視覚的に表示し、地震や液状化などの災害リスクに加え、防災情報や学区、避難所など、暮らしに関わるさまざまな情報を簡単に調べることができるサービスとなっている。

2015年の一般公開以来、多くの方に利用されており、現在では年間150万回以上閲覧される、注目度の高いサービスとして定着している。


2024年に発生した能登半島地震では、地震そのものに加え、液状化現象にも大きな注目が集まり、宅地の液状化のリスクが顕在化したことで、宅地の安全性に対する関心が一層高まった経緯がある。

こうした背景を受け、宅地の液状化調査を行う同社は、提供している地盤情報サイト「地盤サポートマップ」において、従来の4段階評価から、5段階評価へと見直しを実施した。

この評価の見直しは、国土交通省が2024年10月に発表した、相対的な液状化発生傾向を5段階で示す区分に対応したもので、より信頼性の高い指標として利用できるようになっている。

これにより、ユーザーは自らの住む地域や検討している土地において、液状化のリスクをより詳細に把握できるようになった仕組みとなっている。

地盤サポートマップでは、液状化リスクの可視化により、土地選びや住宅建設における重要な判断材料として活用されることが期待されている。