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川崎重工。水素燃料の4脚パーソナルモビリティ「CORLEO」を大阪・関西万博で展示

川崎重工グループは、4月13日に開幕する大阪・関西万博の未来社会ショーケース事業「フューチャーライフ万博・未来の都市」において、2050年のコンセプトモデル「CORLEO(コルレオ)」を披露する。
4本脚で悪路を走破する水素燃料のオフロード向けパーソナルモビリティとして開発された。
「CORLEO」は、ロボット事業とモーターサイクル事業を持つ川崎重工グループの強みを活かし、4脚による走破性、安定性、操る楽しさを兼ね備えた新感覚のパーソナルモビリティである。
特徴的な構造として、モーターサイクルのスイングアーム機構を採用し、前脚部と独立して後脚部が上下に動く設計となっている。
これにより、移動時の衝撃を効果的に吸収するだけでなく、ライダーは常に進行方向の地形状況を確認しやすい姿勢を保つことができる。
操作方法は乗馬のようにライダーの重心移動によって行い、マシンのサポート機能も備わっている。
このため、通常のタイヤ走行では熟練者でなければ通過困難な山岳地帯や水場などの悪路を、初心者でも安全・安心に走行できるのが大きな特徴だ。
環境面での配慮も注目点で、「CORLEO」は脱炭素社会の実現に有効なソリューションである水素を燃料として採用している。
後脚部に挿入される水素キャニスターに水素を貯蔵し、前脚部に搭載した水素エンジンで発電する構造となっている。
川崎重工グループは大阪・関西万博への出展にあたり、「移動本能」という展示テーマを設定した。
人間には「移動することによって幸せを感じる」仕組みが遺伝子レベルで組み込まれているという考えに基づき、「CORLEO」を考案したとしている。
山々を駆けのぼり、澄んだ空気を味わい、絶景を楽しむなど、壮大な自然をフィールドにして人間の移動本能を解き放つという想いが込められている。
大阪・関西万博の夢洲会場では、「CORLEO」が複数のポーズを取る様子を展示するほか、未来の公共交通システム「ALICE SYSTEM」の中心となる「ALICE Cabin」が接続する瞬間を切り取った「ALICE Rail」も展示される。
いずれも「未来の都市」パビリオンで見学可能だが、事前予約が必要とのことだ。
4本脚で悪路を走破する水素燃料のオフロード向けパーソナルモビリティとして開発された。
ロボットとバイク技術を融合、乗馬のような重心移動で操作し初心者でも山岳や水場を走行可能
「CORLEO」は、ロボット事業とモーターサイクル事業を持つ川崎重工グループの強みを活かし、4脚による走破性、安定性、操る楽しさを兼ね備えた新感覚のパーソナルモビリティである。
特徴的な構造として、モーターサイクルのスイングアーム機構を採用し、前脚部と独立して後脚部が上下に動く設計となっている。
これにより、移動時の衝撃を効果的に吸収するだけでなく、ライダーは常に進行方向の地形状況を確認しやすい姿勢を保つことができる。
操作方法は乗馬のようにライダーの重心移動によって行い、マシンのサポート機能も備わっている。
このため、通常のタイヤ走行では熟練者でなければ通過困難な山岳地帯や水場などの悪路を、初心者でも安全・安心に走行できるのが大きな特徴だ。
環境面での配慮も注目点で、「CORLEO」は脱炭素社会の実現に有効なソリューションである水素を燃料として採用している。
後脚部に挿入される水素キャニスターに水素を貯蔵し、前脚部に搭載した水素エンジンで発電する構造となっている。
川崎重工グループは大阪・関西万博への出展にあたり、「移動本能」という展示テーマを設定した。
人間には「移動することによって幸せを感じる」仕組みが遺伝子レベルで組み込まれているという考えに基づき、「CORLEO」を考案したとしている。
山々を駆けのぼり、澄んだ空気を味わい、絶景を楽しむなど、壮大な自然をフィールドにして人間の移動本能を解き放つという想いが込められている。
大阪・関西万博の夢洲会場では、「CORLEO」が複数のポーズを取る様子を展示するほか、未来の公共交通システム「ALICE SYSTEM」の中心となる「ALICE Cabin」が接続する瞬間を切り取った「ALICE Rail」も展示される。
いずれも「未来の都市」パビリオンで見学可能だが、事前予約が必要とのことだ。
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