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デジコン編集部 2025.2.6

テノックス、GNSSとIMUで浅層地盤改良を高精度化。セメント使用量を最適化

テノックスは、三次元計測技術を活用した浅層混合処理工法「テノキューブ工法」を開発し、先端建設技術センターの技術審査証明を取得したと発表した。

リアルタイム施工管理で過剰掘削を抑制、環境負荷を低減


GNSSとIMUによる三次元計測で、リアルタイムに掘削範囲を把握できる。

従来は過掘りを前提としてセメント量を多めに設定していたが、実掘削量に応じた適量投入を実現した。


(三次元出来形計測結果(左図)と築造地盤改良体出来形(右写真)の比較)

施工状況は無線通信で共有され、オペレータと工事監理者がリアルタイムに確認できる。

同社が40年以上の実績を持つ深層混合処理工法「テノコラム工法」と同等の品質管理を実現している。

施工データは自動バックアップされ、出来形や進捗状況を任意のタイミングで確認可能だ。



物流倉庫や工場、集合住宅など、中低層建築物の基礎工事への展開を目指す。

支持層が傾斜している場合は、深層と浅層の工法を組み合わせた合理的な基礎構造を提案する。



参考・画像元:株式会社テノックスプレスリリースより
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デジコン編集部

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