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デジコン編集部 2021.6.9

(株)交通建設、若手人材の定着目指して、建設現場に「置き型社食サービス」を導入

JR東日本のパートナー企業であり、軌道工事、土木工事などの線路事業を行う株式会社交通建設は、株式会社OKANが提供する置き型社食® サービス『オフィスおかん』を、交通建設の研修センターおよび工事所計7拠点にて導入をスタートした。



法人向け置き型社食®︎『オフィスおかん』は、働き方改革・健康経営などの取組みの一環として、食生活の支援を通して、働く人と企業に起こる様々な問題解決を目的としてスタートしたサービス。



オフィスに専用の冷蔵庫とボックスを設置し、健康的なお惣菜をはじめ、ご飯・カレーなどを常備することで、従業員の手軽で健康的な食事を支援することが可能になる。

導入企業の従業員は、管理栄養士監修の全国各地の地の物、旬の物を使用したオリジナルの健康的なお惣菜や白米・玄米・カレーなどをすべて1品100円で購入可能。

利用に際して必要な専用の集金ボックスや使い捨て耐熱皿などの付属品も全てOKANが貸与・提供。昼食のみならず、持ち帰って夕飯やお弁当のおかずに利用するなど、働く人のライフスタイルにあわせてさまざまなシーンで活用されているという。

目的は「高卒の若手人材定着」と「夜間従事する社員の健康管理」


〜交通建設 人事部長 高橋 幹氏 コメント〜

導入理由1つ目は、「高卒の若手人材の食事支援と育成・定着」のためです。
弊社は、毎年全国から高卒の新入社員が入社しています。1年間、千葉県佐倉市の施設にて住み込みで研修をするのですが、ご家族と離れて暮らす18歳、19歳の若手社員の健康管理のために、『オフィスおかん』を導入しました。


また、現場監督になるためには5年の期間が必要です。せっかく数ある企業から想いをもって弊社を選んでくれた若手社員が健康面や職場環境面の理由で退職を選ぶことのないように、会社として人材育成・人材定着には力を入れています。


2つ目は、「夜間従事する社員の食事補助」のためです。
弊社の作業は、鉄道の線路やトンネルなどの工事が多く、終電から始発までの夜間での作業が中心です。深夜勤務を終えて帰宅後、就寝前に食事をとる社員も多くいます。新型コロナウイルス感染拡大の影響で外食がしづらくなり、また購入したお弁当やカップ麺ばかりで栄養面の偏りが課題となっていたため、都内の作業現場の拠点でも導入しました。

導入後のアンケートでは、「1品の量が多くてよい」「気軽に使える」と評判がよかったため、各支店責任者に伝えたところ次々と導入、現在では7拠点で設置されています。全国でキャッシュレス決済が対応できるようになったので、さらに他の拠点にも導入を検討しています。






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