アクティオ、重量14.6kgの軽量コンセントボックス「OB100S-R12」レンタル開始。12口100V同時給電でイベント・災害時対応

アクティオは8月4日、やまびこと共同開発したイベントや災害時などに複数の機器へ同時に給電ができる電源ユニット「コンセントボックス OB100S-R12」のレンタルを開始すると発表した。

単相3線出力端子に接続することで最大12個の100Vコンセントが使用可能な電源供給システムである。

Uリングフック構造で発電機への着脱が簡単、雨水とホコリから接続部を保護

これまでイベントや災害時の電力供給において、大型で重量のある分電盤を現地まで運搬・設置する必要があり、機動性や作業効率の面で大きな課題となっていた。

アクティオはこうした課題解決を目指し、現場から寄せられたニーズや要望をもとに、やまびこと共同で本製品を開発した。


本製品は14.6kgという軽量設計により持ち運びが容易で、軽さと利便性を兼ね備えており、緊急時でも素早く設置できる機能性を実現している。


発電機への取り付けは、ロープ掛け金具にUリングフックを掛けるだけのシンプルな構造となっている。

簡易着脱構造により、発電機以外のさまざまな場所にも設置可能なため、現場での柔軟な対応と作業効率の向上に貢献する設計である。

コンセント接続中でも蓋を閉じられる構造により、雨水やホコリから接続部をしっかり保護し、雨天時の使用でも内部への水の侵入を防ぎ漏電リスクを大幅に低減している。


本製品は12口の100Vコンセントを搭載し、複数の機器への電源供給が可能となっている。

安全面にも配慮し、誰でも使いやすい設計を採用している。

積み重ねて保管することが可能で、安全性を重視したボックスに南京錠取り付け穴も装備している。

単相3線式電源は3本の電線を使い、100Vと200Vの両方が使用可能な一般家庭の照明やコンセント、家電製品などに使われる身近な電気である。

緊急時においても迅速な設置が可能で、イベントや災害時の電力供給において重要な役割を果たすことが期待される。