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デジコン編集部 2025.4.17

mign。AI解析ソリューション「obtec」を提供開始。映像や図面から人の危険行動を自動検出

mignは2025年4月16日、映像や図面から家具・備品や傷、危険行動などを自動検出・可視化できるAI解析ソリューション「obtec(オブテック)」の提供を開始した。

目視作業を「AI視覚」に置き換えて点検を標準化、建設現場や宿泊施設の品質管理を効率化


「obtec」は、画像・動画・間取り図などのビジュアルデータをAIが解析することで、現場に存在する家具・建具・備品を瞬時に検出し数量化する。

さらに壁や床の傷や劣化状況、人の危険な動きまでを自動で特定して通知できる現場可視化ソリューションである。

これまで人の目視や手作業で行われてきた現場点検や備品管理、安全監視の業務を自動化することで、業務の属人化を防ぎ、管理品質の平準化と効率化を実現する。


建設現場では、作業員の危険行動をリアルタイムで検知し、即時アラートを発することで事故を未然に防ぎ、安全管理を支援する。

ホテルや宿泊施設においては、客室に必要な備品が揃っているか、盗難がないかなどを映像から自動判定し、清掃・点検の品質と速度を向上させる。

マンションやオフィスなどの点検業務では、内覧動画から壁や床の傷・損傷を自動検出することで、報告書作成業務の時間を大幅に削減できる。

これらの機能により、従来は「人の目」に依存していた情報をAIの「視覚」でデータ化し、誰もが同じ基準で現場を評価・管理できる体制構築が可能となる。





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デジコン編集部

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