JALとREGENT Craft、電動シーグライダーの社会実装に向け提携

日本航空（JAL）と、アメリカのREGENT Craftは、REGENT Craftの開発する電動シーグライダーの社会実装に向けた包括連携協定を締結したことを発表した。


REGENT Craftの開発するシーグライダーは、翼と水面の間に閉じ込められた空気のクッション「Ground Effect（地面効果）」により水上数メートル上を飛行する地面効果翼機の1つ。

その利便性や、完全電動によるゼロエミッションの実現が注目されている。

JALのCVCであるJAL Innovation Fundから出資もしており、今回の協定締結により事業開発のさらなる深化を目指すとしている。


また、機体の販売代理店としての機能はJALUXが担当する。電動シーグライダーによる移動の実現により、環境に負荷をかけない新たな移動手段・新たなマーケット開発などが見込まれる。

この新たなサービスを提供するには、安全性や信頼性の確認が必要になる。

両社は、誰もが安全かつ快適に移動できる世界を作るという共通理念のもと、JALの安全運航に関わるノウハウと、電動シーグライダーの開発を進めるRegent Craftの技術力により、ネクストモビリティである電動シーグライダーの社会実装を目指すとしている。