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デジコン編集部 2023.2.17

AIによる「ダンプ入退場管理システム」に新機能が搭載。2022年創業の北海道発ベンチャー企業が開発

建設業向けシステム開発を手掛けるアーキット合同会社(北海道)が、「複合ナンバー解析AI ダンプ入退場管理システム」に2つの新機能を実装した。

「複合ナンバー解析AI ダンプ入退場管理システム」は、現場に設置したカメラ映像をAIで画像解析し、土砂運搬車両(ダンプトラック)の種別・状態・入退場間隔を判別、入退場記録を帳票に記録し、パトランプで現場運転手に通知するシステムだ。

従来は不可能だったダンプトラックの識別を独自AIが解決し、土砂運搬車両(ダンプトラック)の入退場管理の他、ダンプの状態判別を実現する。

今回新たに搭載されたのは、「ダンプマスク読み取り機能」と「ダンプトラック泥落とし装置判定機能」。2023年2月から先行リリースの形で一般提供している。


新機能1:ダンプマスク読み取り機能


建設現場で広く使われている、ダンプマスクのAI読み取りに対応。ダンプナンバー、土砂運搬車両表示板と合わせて幅広い現場で利用可能。


新機能2:ダンプトラック泥落とし装置判定機能


道路の汚損対策に広く使われている、ダンプトラック泥落とし装置の利用状況をAI判定する。ダンプトラック泥落とし装置の利用状況をAIで確認することで、無人による全台チェックが可能に。チェック結果は、リアルタイムで帳票に記録され、ダンプごとに確認することができる。





参考・画像元:アーキット合同会社プレスリリース
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デジコン編集部

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