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デジコン編集部 2025.7.7

JR東日本がSkyDriveと資本業務提携。空飛ぶクルマで盛岡・ホテル間送迎サービス計画し8月に展示イベント開催

JR東日本グループはSkyDriveと資本業務提携を締結し、2026年春開業予定の「AZUMA FARM KOIWAI」で空飛ぶクルマを活用したモビリティ体験の提供を計画している。

盛岡~ホテル間の送迎や観光ツアーの商用化に向けて連携強化を図り、新たな移動体験による価値創造事業を推進する。

岩手拠点施設でのエアモビリティ活用とTAKANAWA GATEWAY CITYでの連携展示


JR東日本グループは2026年春に開業予定の「AZUMA FARM KOIWAI」において、地域の風土や文化を活かした高付加価値な旅や観光体験の提供を目指している。

宿泊施設を基点とした新たな価値創造事業の展開を推進する中で、「新たな体験価値創造」の一つとしてSkyDriveの「空飛ぶクルマ」を活用したモビリティ体験を計画している。


盛岡~ホテル間の送迎や観光ツアーの実現に向けた検討を進める中で、商用化に向けた更なる連携強化のためSkyDriveへ出資を実行した。

本出資を通じ、高付加価値な旅や観光体験、「一人ひとりの移動の目的(地)づくり」の取り組みを加速させ、「新たな日本の価値創出」を推進していく方針である。

新しいモビリティ体験として、SkyDriveの「空飛ぶクルマ」を活用し、盛岡~ホテル間の送迎、ホテル・周辺観光のツアー等を検討している。

出資を経てさらに両社の連携を強化し、具体的な航路や離発着場などの詳細の検討を加速していく。

「AZUMA FARM KOIWAI」を起点に、「空飛ぶクルマ」による新たな移動体験を提供することで、単なる定番観光にとどまらない地域の魅力を引き出し、旅行者と地域の双方にとっての新たな価値創造を推進する。

また移動時間の短縮により滞在時間を創出し、地域での体験の質を高めることで、観光地の持続可能性と旅行体験の向上を目指している。

連携強化の一環として「鉄道×空飛ぶクルマ」展示イベントを8月29日から31日まで「TAKANAWA GATEWAY CITY」内の「Gateway Park」で開催する。

次世代東北新幹線E10系を含む「鉄道」と次世代モビリティ「空飛ぶクルマ」が連携する次世代の移動を考えるイベント展示となる。





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