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デジコン編集部 2025.6.20

静岡県。次世代エアモビリティ実証フィールド選定完了。試験飛行場6箇所・航路3本設置

静岡県は、無人航空機や空飛ぶクルマ等の次世代エアモビリティ産業の創出に向け、新たな企業の参入や関連産業の集積を進めている。

この度、こうした取組の基盤となる実証フィールド(試験飛行場6箇所、航路3本)を選定した。

浜松市・磐田市・静岡市・西伊豆町・伊豆市・南伊豆町に試験飛行場設置。遠州灘・駿河湾・南アルプス各コリドーで試験飛行用航路3本運用開始


試験飛行場は6箇所が選定されており、浜松市総合水泳場北側空地(浜松市)、旧竜洋最終処分場(磐田市)、三保飛行場(静岡市)、旧洋らんセンター跡地(西伊豆町)、天城ふるさと広場(伊豆市)、町営差田グラウンド(南伊豆町)となっている。

試験飛行用航路については3本が設定されており、遠州灘コリドーは旧南部清掃工場(浜松市)と浜松市西遠浄化センター(浜松市)を結ぶ航路となっている。

駿河湾コリドーは三保飛行場(静岡市)と富士市クリーンセンターききょう(富士市)を結ぶ航路として設定されている。

南アルプスコリドーは椹島ロッヂ(静岡市)と千枚小屋(静岡市)を結ぶ航路として運用される予定となっている。

申込や利用の開始日は、実証フィールドを管理する市町や団体と調整の上、県のホームページで公表される予定となっている。

この実証フィールドの整備により、次世代エアモビリティ関連企業が実際の飛行試験や技術実証を行う環境が整うことになる。

県内における無人航空機や空飛ぶクルマの技術開発促進と、関連産業の集積加速が期待されている。

各市町との連携により、地域特性を活かした多様な実証実験の場が提供されることで、次世代エアモビリティ産業の発展に寄与する取り組みとなる。





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