株式会社QYURU(キュル)は12月15日、開北工業株式会社と共同で、札幌市内において除雪ロボットの実証試験を開始すると発表した。
北海道で深刻化する冬季の除雪作業における人手不足や高齢化といった課題解決に向け、ロボット技術を活用した自動化・省力化の実用性を検証する。
今回の実証試験では、米国で1万台以上の納入実績を持つ除雪ロボット「Yarbo」が使用される。
Yarboは2025年12月より国内販売が開始されており、電波法などの認可を取得した正式モデルを用いて試験が行われる。

このロボットはモジュール交換式で、除雪以外にも芝刈りやブロワーとしての機能を持つ。除雪機能としては、最大約30cmの積雪に対応し、除雪幅は約60cm、投雪距離は約1.8〜12mで調整可能だ。
また、非接触ワイヤレス充電に対応しており、1回の充電で約1時間30分の稼働が可能。スマートフォンのアプリや物理コントローラーでの操作に加え、自動稼働や自動充電機能も備えている。
実証試験は2025年12月から2026年2月にかけて実施され、以下の点を検証する。
QYURUは、これらの検証を通じて、自治体や民間事業者の除雪体制維持に貢献することを目指す。
なお、実証開始に合わせ、12月19日(金)には札幌市水道局 厚別庁舎にて公開デモが実施される予定だ。
北海道で深刻化する冬季の除雪作業における人手不足や高齢化といった課題解決に向け、ロボット技術を活用した自動化・省力化の実用性を検証する。
米国で実績のある多機能ロボット「Yarbo」を使用
今回の実証試験では、米国で1万台以上の納入実績を持つ除雪ロボット「Yarbo」が使用される。
Yarboは2025年12月より国内販売が開始されており、電波法などの認可を取得した正式モデルを用いて試験が行われる。

このロボットはモジュール交換式で、除雪以外にも芝刈りやブロワーとしての機能を持つ。除雪機能としては、最大約30cmの積雪に対応し、除雪幅は約60cm、投雪距離は約1.8〜12mで調整可能だ。
また、非接触ワイヤレス充電に対応しており、1回の充電で約1時間30分の稼働が可能。スマートフォンのアプリや物理コントローラーでの操作に加え、自動稼働や自動充電機能も備えている。
実証試験は2025年12月から2026年2月にかけて実施され、以下の点を検証する。
- 除雪ロボットの運用性能評価
- 稼働データおよび環境条件の収集
- 効率的かつ安全な除雪方法の確立
- 除雪作業の省力化・自動化の可能性
QYURUは、これらの検証を通じて、自治体や民間事業者の除雪体制維持に貢献することを目指す。
なお、実証開始に合わせ、12月19日(金)には札幌市水道局 厚別庁舎にて公開デモが実施される予定だ。
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