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デジコン編集部 2025.1.24

Malme、土木設計図面の品質管理システムを開発。AIによる照査の自動化機能も実装予定

Malmeは、土木設計図面のチェックと照査を一元管理するシステム「CiviLink」の試用版を一部ユーザーに公開すると発表した。

図面チェックの履歴を一元管理、2D-3D相互連携も実現


チェック・照査作業の履歴を「誰が・いつ・どのような根拠で」確認したかを一覧で管理できる。

(CiviLinkの照査記録・共有機能のUI)

図面の部分的なフォーカスとトピックのチケット化により、特定テーマに集中した記録が可能となる。

関連ファイルの添付や図面のバージョン管理にも対応している。

2025年4月の正式リリースに向け、AI+OCRによる照査の自動化機能を開発中である。

照査結果はシステム上で一元管理され、カスタマイズ可能な自動チェック機能を提供する。

2次元図面と3次元モデルの相互連携・生成機能により、図面間の整合性確保を支援する。

土木実務において課題となっている属人的な品質管理と膨大な作業時間の削減を目指している。





参考・画像元:株式会社Malmeプレスリリースより
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デジコン編集部

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