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デジコン編集部 2024.11.8

BIM/CIMモデルをメタバースで共有。Malmeがクラウド型協議システムを実用化

Malmeは、中央復建コンサルタンツと共同で開発したクラウド型メタバース協議システム「CFKメタバース」の実運用を開始した。

シンプルな操作で実現する3D空間での協議


本システムは、URLをクリックするだけで3D空間に入室でき、ソフトウェアのインストールや複雑な設定が不要である。

業務や工事で作成したBIM/CIMモデルを直接メタバース空間に変換して利用できるため、新規モデル作成の手間も省ける。

参加者は空間内を自由に移動しながら、音声会話や文字チャットでコミュニケーションを取ることができる。

社会インフラDXへの貢献


令和5年度からのBIM/CIM原則適用に伴い、3Dモデルを活用した業務プロセスの改革が求められている。

本システムは、社員同士の打ち合わせから、発注者や関係機関との合同協議まで、幅広い用途での活用が想定されている。

特に、リモートワークの普及に伴い、場所を選ばない新しい働き方を支援するツールとして期待されている。

今後は、中央復建コンサルタンツでの実践を経て、外部へのパッケージ販売も検討されている。


参考・画像元:株式会社Malmeプレスリリースより
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デジコン編集部

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