コラム・特集
デジコン編集部 2023.11.30

高所足場から落ちてみる!岐阜の建設会社、メタバースで体験型安全講習を実施。外国人実習生にも好評

従業員数約30名、テント製造から施工までを行う「シノダック(岐阜県)」は、メタバースを駆使した安全講習を開始した。

高所足場からの落下体験や倉庫内での整理整頓を仮想体験してもらうことで、従業員の安全教育を一層強化していくのが狙いだという。


この取り組みは、とくに言語の壁がある外国人実習生や長時間の講習の受講が難しい高齢者の社員にとって、非言語でも理解できるという点でメリットが大きい。

メタバースの体験型安全講習を提案したのは、同社の女性役員だという。


眠くならない勉強会がしたい!でも必要な事はキチンと伝えたい!社員に怪我をさせたくない!誰でも理解できる安全講習を考えてた時に、商工会議所でのVRゴーグルによるメタバース体験がヒントになり、安全講習にも使えるんじゃないか?と考え、メタバース制作会社と一緒に企画を行い、社長を説得し、実現にいたったという。

何名かの外国人実習生にVRゴーグルによるメタバース内でのマンションの5階くらいの高さの仮設足場からの転落体験してもらったところ、予想以上のリアクションが返ってきた。

 

体験したスタッフは大声をあげて叫び、それを見ているスタッフは笑いながら楽しく危険作業を体験し、安全の大切さを理解につながった。



参考・画像元:シノダックプレスリリース
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デジコン編集部

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