本記事では、2020年1月期~12月期決算をもとに、建設コンサルタント企業 売上ランキングトップ10を紹介していく。
70年以上にわたり、160か国で社会資本づくりのプロジェクトに携わってきた国内トップクラスの建設コンサルタント企業。社会資本づくりに関わるコンサルティングと世界各国の国づくりを支える電力エンジニアリングが主力事業。
◆事業内容◆
近年多発している水害に対応するため、気象庁や国土交通省のリアルタイムな配信データをもとに、災害解析および予報データを提供するプラットフォームを開発。国土全体の災害対策にも力を入れている。
◆採用状況◆
社員の定着率は近年平均して年間95%を超え、高い定着率を維持している。新卒採用では2019年144名、2018年度76名を採用。2022年度入社ではコンサルタント・電力設備部門と工事・事務系職で合わせて100名以上を採用予定。
日本工営と並ぶ国内最大規模の建設コンサルタント。建設コンサルタント事業、道路、鉄道、河川、港湾、空港など多くの社会インフラの構築・整備に携わる。研究開発にも積極的で、つくば技術研究センターでは模型を使った実験、大気・水質・土壌等の分析を行う。
◆事業内容◆
上記のほか地質調査業者、測量業者の事業登録。北海道、宮城県、東京都、神奈川県、愛知県、大阪府、福岡県において一級建築士事務所登録している。
上記のほか、土壌汚染指定調査機関、下水道処理施設維持管理業者としても事業登録している。
「技術の力を、未来の希望に - 社会インフラサービスの先駆者となり、持続可能な世界へと導く」をビジョンに掲げ、自ら社会に問いかけ、世界とともに解決に取り組むグローバル企業へと成長中。建設コンサルタントの枠を超えた創造的思考と行動、革新的テクノロジーの力で、持続可能な世界の実現を目指す。
◆採用状況◆
社員数は約2100名、そのうち約4割が中途入社。中途採用は技術コンサルタントや営業の他、各種技術職を随時募集している。実務経験3年未満の場合、新卒採用として扱い通年採用・通年入社を行っている。2022年度の新卒採用では技術コンサルタント、営業、経営管理の職種で50名程度を採用予定。
創立から70年以上の歴史を誇る老舗の建設コンサルタント企業。特に河川部門に力を入れており、長年にわたり水害に対する防災・減災対策の立案や水環境に関する保全対策など、流域全体の総合的なマネジメントに強みを持っている。
◆事業内容◆
土木建設事業に関する企画、調査、計画、設計および事業管理などを一貫して手掛けている。
◆採用状況◆
新卒採用においては、近年は毎年50名以上を採用している。2022年度採用では、建設マネジメントのほか河川・インフラ・電気設備など各分野の技術系総合職、管理部門系総合職、営業系総合職にコースを分けて募集している。中途採用では各部門の経験者採用のほか、障がい者採用枠や同社の退職者向けの再雇用枠がある。
60年以上にわたってインフラ構築を手掛け、現在は事業創造との2軸で「社会価値創造企業」を目指す。2006年、設立50周年を機にホールディングス化。現在、オリエンタルコンサルタンツホールディンググループは同社を基幹企業とし、ほかに5つのグループ会社と7つの子会社、関連会社が1社ある。
◆事業内容◆
主な実績:新北九州空港連絡橋設計(土木学会田中賞受賞)、大橋JCTの計画・設計及び交通運用検討、東京外かく環状道路設計
主な実績:入間川水辺再生、隈上川災害復旧、神戸防潮壁設計、銅山川水系砂防事業肘折地区斜面崩壊対策
主な実績:九州北部豪雨災害対応、伊豆大島土砂災害避難計画策定、道路液状化マップ作成、氾濫シミュレーションによる地下街の浸水危険度評価
主な実績:軽井沢町六本辻ラウンドアバウトの社会実験、豊田市交通まちづくり行動計画(低炭素型移動システムの導入計画)、港区コミュニティバスEV化実証事業
主な実績:渋谷駅周辺公共空間整備、首都高横浜北線換気塔デザイン(2017年グッドデザイン賞受賞、土木学会デザイン賞2018最優秀賞受賞)、「冬みず田んぼカモ米」の販売
主な実績:地下水を飲料水にする 水道水品質向上技術の普及・実証事業(ベトナム)、交通マスタープラン策定(ボリビア)
◆採用状況◆
社員数は約1100名。20代後半~30代前半の社員が約4割を占める。中途採用比率は約30%。新卒採用は、各事業に関する技術部門および営業職・事務職を募集。転勤の可能性がある全国勤務地の総合一般職と勤務地の希望が出せる一般職の2コースがある。近年は毎年50~70名程度を採用している。2022年度も50名以上を採用予定。
東日本旅客鉄道の完全子会社で、鉄道分野を得意とする建設コンサルタント。橋梁や鉄橋といった社会資本の構築・整備や、駅周辺の緑化対策などにも注力している。
◆事業内容◆
◆採用状況◆
社員数は約740名、近年は約5割が中途入社。2022年度の新卒採用では、技術職(鉄道を主体とした土木構造物等の設計および調査計画業務)と事務職(企画・人事、総務・経理、営業など)で合計16名程度(うち事務職は若干名)を採用予定。新卒採用は2018年4月以降に大学院・大学・高専・短大を卒業・修了した場合も応募が可能。
昭和38年(1963年)設立。建設コンサルタント業務において地質をはじめ道路、電気・電子、建設環境など多岐にわたる分野に強みを持つ技術者が揃う。近年の実績には、竹芝干潟および竹芝地区船着場整備プロジェクト、日野川水防災・湿地創出事業などがある。
◆事業内容◆
◆採用状況◆
正社員の中途採用比率は約3割。2022年度の新卒採用では、技術系総合職(土木、環境、農業・林学、電気、機械、情報ほか)で50名程度、事務系総合・一般職で合計10名程度を採用予定。近年は50名以上の新卒採用実績が続いている。
1959年の創業以来、上下水道事業に基盤を置き、水の総合コンサルタントとして業界を牽引。現在は、中期経営計画において「水のインパクトカンパニー」を基本方針と定め、社会問題の解決を通した経済的成長を目指している。
◆事業内容◆
◆採用状況◆
社員数は約800名、近年の中途採用比率は約35%。2022年度の新卒採用では技術総合職を25~30名、事務総合職を若干名、採用する予定。技術系総合職は土木環境系、プラント機械系、プラント電気系、建築系、建築設備(機械)系、建築設備(電気)系、情報システム系の各分野がある。
オリエンタルコンサルタンツホールディンググループの一員。パシフィックコンサルタンツインターナショナルの事業をオリエンタルコンサルタンツが引き受け、2014年に分社・独立した。日本の政府開発支援をメインに、国際機関や民間資金による開発途上国での開発プロジェクトに関わり、これまでに150以上の国や地域で3000以上の実績がある。
◆事業内容◆
空港、農業・農村開発、建築、防災・国土保全、エネルギー、環境管理、港湾、平和構築、軌道交通、道路交通、スマートシティ、観光開発計画、交通計画、都市・地域計画、上下水・廃棄物・環境、水資源、軌道O&M、再生可能エネルギー、企業の海外展開支援の分野で以下のようなコンサルティングサービスを展開している。
◆採用状況◆
社員数は約500名、近年の中途採用比率は約35%。多様な働き方を支援する制度が整備されている。2022年度の新卒採用では、技術部門と営業部門で合計10名程度を採用予定。勤務地は東京本社だが、短~長期の海外出張がある。
測量事業を発端とするエイトコンサルタントと建設コンサルタント事業をメインに手掛けてきた日本技術開発が提携し、2009年に現在の姿となった。岡山県岡山市に本店、東京都中野区に東京本社を構えている。国内トップクラスのインフラ・ソリューションコンサルタントを目指している。
◆事業内容◆
◆採用状況◆
社員数は約1000名、およそ8割が技術職に従事。入社3年までの社員の離職率は約2%で、平均勤続年数は約15年。2022年度の新卒採用では、技術職を40名程度、その他職種(営業・情報システム・企画・事務)を5名程度(いずれも総合職)採用予定。
環境部門において業界トップクラスの国土環境と河川・道路部門に強みを持つ日本建設コンサルタントが合併し誕生した総合建設コンサルタント企業。2006年、いであに商号を変更。現在は連結子会社4社、非連結子会社3社、関連会社2社といであグループを結成している。
◆事業内容◆
社会インフラ整備と環境分野に実績が多く、建設環境分野ではトップクラスのコンサルティング力を誇る。
社会インフラ整備のコンサルタント業務
環境分野のコンサルタント業務
◆採用状況◆
社員数は約1,100名、男女比率はおよそ7:3。2022年度の新卒採用では、技術職(環境コンサルタント事業・建設コンサルタント事業・沿岸港湾部門・農業部門・海外事業・防災情報システム部門)、技術営業部門、管理部門で合計50名程度を採用予定。近年の採用実績は平均37名程度。
1位 日本工営株式会社
70年以上にわたり、160か国で社会資本づくりのプロジェクトに携わってきた国内トップクラスの建設コンサルタント企業。社会資本づくりに関わるコンサルティングと世界各国の国づくりを支える電力エンジニアリングが主力事業。
◆事業内容◆
- コンサルタント
- 電力設備工事
- 電力機器装置製造(生産拠点:福島県須賀川市)
近年多発している水害に対応するため、気象庁や国土交通省のリアルタイムな配信データをもとに、災害解析および予報データを提供するプラットフォームを開発。国土全体の災害対策にも力を入れている。
◆採用状況◆
社員の定着率は近年平均して年間95%を超え、高い定着率を維持している。新卒採用では2019年144名、2018年度76名を採用。2022年度入社ではコンサルタント・電力設備部門と工事・事務系職で合わせて100名以上を採用予定。
日本工営株式会社 HP:https://www.n-koei.co.jp/
2位 パシフィックコンサルタンツ株式会社
日本工営と並ぶ国内最大規模の建設コンサルタント。建設コンサルタント事業、道路、鉄道、河川、港湾、空港など多くの社会インフラの構築・整備に携わる。研究開発にも積極的で、つくば技術研究センターでは模型を使った実験、大気・水質・土壌等の分析を行う。
◆事業内容◆
- 建設
上記のほか地質調査業者、測量業者の事業登録。北海道、宮城県、東京都、神奈川県、愛知県、大阪府、福岡県において一級建築士事務所登録している。
- 計量証明
上記のほか、土壌汚染指定調査機関、下水道処理施設維持管理業者としても事業登録している。
「技術の力を、未来の希望に - 社会インフラサービスの先駆者となり、持続可能な世界へと導く」をビジョンに掲げ、自ら社会に問いかけ、世界とともに解決に取り組むグローバル企業へと成長中。建設コンサルタントの枠を超えた創造的思考と行動、革新的テクノロジーの力で、持続可能な世界の実現を目指す。
◆採用状況◆
社員数は約2100名、そのうち約4割が中途入社。中途採用は技術コンサルタントや営業の他、各種技術職を随時募集している。実務経験3年未満の場合、新卒採用として扱い通年採用・通年入社を行っている。2022年度の新卒採用では技術コンサルタント、営業、経営管理の職種で50名程度を採用予定。
パシフィックコンサルタンツ株式会社 HP : https://www.pacific.co.jp/
3位 株式会社 建設技術研究所
創立から70年以上の歴史を誇る老舗の建設コンサルタント企業。特に河川部門に力を入れており、長年にわたり水害に対する防災・減災対策の立案や水環境に関する保全対策など、流域全体の総合的なマネジメントに強みを持っている。
◆事業内容◆
土木建設事業に関する企画、調査、計画、設計および事業管理などを一貫して手掛けている。
- 流域・国土事業
- 交通・都市事業
- 環境・社会事業
- 建設マネジメント事業
◆採用状況◆
新卒採用においては、近年は毎年50名以上を採用している。2022年度採用では、建設マネジメントのほか河川・インフラ・電気設備など各分野の技術系総合職、管理部門系総合職、営業系総合職にコースを分けて募集している。中途採用では各部門の経験者採用のほか、障がい者採用枠や同社の退職者向けの再雇用枠がある。
株式会社 建設技術研究所 HP :http://www.ctie.co.jp/
4位 株式会社オリエンタルコンサルタンツ
60年以上にわたってインフラ構築を手掛け、現在は事業創造との2軸で「社会価値創造企業」を目指す。2006年、設立50周年を機にホールディングス化。現在、オリエンタルコンサルタンツホールディンググループは同社を基幹企業とし、ほかに5つのグループ会社と7つの子会社、関連会社が1社ある。
◆事業内容◆
- 道路整備・保安事業
主な実績:新北九州空港連絡橋設計(土木学会田中賞受賞)、大橋JCTの計画・設計及び交通運用検討、東京外かく環状道路設計
- 流域管理・保全事業
主な実績:入間川水辺再生、隈上川災害復旧、神戸防潮壁設計、銅山川水系砂防事業肘折地区斜面崩壊対策
- 防災事業
主な実績:九州北部豪雨災害対応、伊豆大島土砂災害避難計画策定、道路液状化マップ作成、氾濫シミュレーションによる地下街の浸水危険度評価
- 交通運輸事業
主な実績:軽井沢町六本辻ラウンドアバウトの社会実験、豊田市交通まちづくり行動計画(低炭素型移動システムの導入計画)、港区コミュニティバスEV化実証事業
- 地方創生事業
主な実績:渋谷駅周辺公共空間整備、首都高横浜北線換気塔デザイン(2017年グッドデザイン賞受賞、土木学会デザイン賞2018最優秀賞受賞)、「冬みず田んぼカモ米」の販売
- 海外事業
主な実績:地下水を飲料水にする 水道水品質向上技術の普及・実証事業(ベトナム)、交通マスタープラン策定(ボリビア)
◆採用状況◆
社員数は約1100名。20代後半~30代前半の社員が約4割を占める。中途採用比率は約30%。新卒採用は、各事業に関する技術部門および営業職・事務職を募集。転勤の可能性がある全国勤務地の総合一般職と勤務地の希望が出せる一般職の2コースがある。近年は毎年50~70名程度を採用している。2022年度も50名以上を採用予定。
株式会社オリエンタルコンサルタンツ HP:https://www.oriconsul.com/
5位 JR東日本コンサルタンツ株式会社
東日本旅客鉄道の完全子会社で、鉄道分野を得意とする建設コンサルタント。橋梁や鉄橋といった社会資本の構築・整備や、駅周辺の緑化対策などにも注力している。
◆事業内容◆
- 調査・計画業務
- 土木設計業務
- 建築設計・機械設備設計業務
- メンテナンス・防災計画業務
- 環境・緑化業務
- ICT関連業務
- 技術開発業務
- 施工監理業務
◆採用状況◆
社員数は約740名、近年は約5割が中途入社。2022年度の新卒採用では、技術職(鉄道を主体とした土木構造物等の設計および調査計画業務)と事務職(企画・人事、総務・経理、営業など)で合計16名程度(うち事務職は若干名)を採用予定。新卒採用は2018年4月以降に大学院・大学・高専・短大を卒業・修了した場合も応募が可能。
JR東日本コンサルタンツ株式会社 HP:https://www.jrc.jregroup.ne.jp/
6位 八千代エンジニヤリング株式会社
昭和38年(1963年)設立。建設コンサルタント業務において地質をはじめ道路、電気・電子、建設環境など多岐にわたる分野に強みを持つ技術者が揃う。近年の実績には、竹芝干潟および竹芝地区船着場整備プロジェクト、日野川水防災・湿地創出事業などがある。
◆事業内容◆
- 1. 土木、建築、機械、電気設備等に関する計画、調査、設計、評価、施工、工事・事業監理および技術協力
- 環境、地質・土質に関する調査、計測、分析、評価、保全計画および技術協力
- 公共ならびに民間施設等に関する企画、建設、維持管理および運営
- 通信機器、電子機器、コンピューターおよびそれらの関連・周辺機器、ソフトウェアならびにシステムの開発、設計、販売、賃貸および保守
- 工業所有権の取得、実施許諾及び販売
- 発電およびエネルギー供給事業
- 測量業
- 計量証明事業
- 労働者派遣事業 ほか
- 建設コンサルタント登録
◆採用状況◆
正社員の中途採用比率は約3割。2022年度の新卒採用では、技術系総合職(土木、環境、農業・林学、電気、機械、情報ほか)で50名程度、事務系総合・一般職で合計10名程度を採用予定。近年は50名以上の新卒採用実績が続いている。
八千代エンジニヤリング株式会社 HP :https://www.yachiyo-eng.co.jp/
7位 株式会社 日水コン
1959年の創業以来、上下水道事業に基盤を置き、水の総合コンサルタントとして業界を牽引。現在は、中期経営計画において「水のインパクトカンパニー」を基本方針と定め、社会問題の解決を通した経済的成長を目指している。
◆事業内容◆
- 水道
- 下水道
- 河川
- 環境
- DXソリューション
- プラント機械・電気
- 建築
- 構造設計
- 水に関する研究開発
◆採用状況◆
社員数は約800名、近年の中途採用比率は約35%。2022年度の新卒採用では技術総合職を25~30名、事務総合職を若干名、採用する予定。技術系総合職は土木環境系、プラント機械系、プラント電気系、建築系、建築設備(機械)系、建築設備(電気)系、情報システム系の各分野がある。
8位 株式会社オリエンタルコンサルタンツグローバル(OC Global)
オリエンタルコンサルタンツホールディンググループの一員。パシフィックコンサルタンツインターナショナルの事業をオリエンタルコンサルタンツが引き受け、2014年に分社・独立した。日本の政府開発支援をメインに、国際機関や民間資金による開発途上国での開発プロジェクトに関わり、これまでに150以上の国や地域で3000以上の実績がある。
◆事業内容◆
空港、農業・農村開発、建築、防災・国土保全、エネルギー、環境管理、港湾、平和構築、軌道交通、道路交通、スマートシティ、観光開発計画、交通計画、都市・地域計画、上下水・廃棄物・環境、水資源、軌道O&M、再生可能エネルギー、企業の海外展開支援の分野で以下のようなコンサルティングサービスを展開している。
- 能力開発・強化研修
- 調査・研究
- 計画策定
- フィージビリティー調査
- 設計
- 設計照査
- 入札支援
- 施工管理
- 環境社会配慮
- 運用・維持管理
- アセットマネジメント
- プロジェクトマネージメント
- プロジェクト形成・資金調達
◆採用状況◆
社員数は約500名、近年の中途採用比率は約35%。多様な働き方を支援する制度が整備されている。2022年度の新卒採用では、技術部門と営業部門で合計10名程度を採用予定。勤務地は東京本社だが、短~長期の海外出張がある。
株式会社オリエンタルコンサルタンツグローバル HP:www.oriconhd.jp/
9位 株式会社エイト日本技術開発
測量事業を発端とするエイトコンサルタントと建設コンサルタント事業をメインに手掛けてきた日本技術開発が提携し、2009年に現在の姿となった。岡山県岡山市に本店、東京都中野区に東京本社を構えている。国内トップクラスのインフラ・ソリューションコンサルタントを目指している。
◆事業内容◆
- 道路・交通
- 河川・港湾
- 都市・環境・建築
- 維持管理・保全
- 耐震・防災・情報
- 資源循環・エネルギー
- 地質・地盤
- 測量・補償
- マネジメント
- 国際
◆採用状況◆
社員数は約1000名、およそ8割が技術職に従事。入社3年までの社員の離職率は約2%で、平均勤続年数は約15年。2022年度の新卒採用では、技術職を40名程度、その他職種(営業・情報システム・企画・事務)を5名程度(いずれも総合職)採用予定。
株式会社エイト日本技術開発:www.ejec.ej-hds.co.jp/
10位 いであ株式会社
環境部門において業界トップクラスの国土環境と河川・道路部門に強みを持つ日本建設コンサルタントが合併し誕生した総合建設コンサルタント企業。2006年、いであに商号を変更。現在は連結子会社4社、非連結子会社3社、関連会社2社といであグループを結成している。
◆事業内容◆
社会インフラ整備と環境分野に実績が多く、建設環境分野ではトップクラスのコンサルティング力を誇る。
社会インフラ整備のコンサルタント業務
- 私たちの生活を支える社会インフラの設計
- 自然と調和し安全で快適に暮らせる川づくり
- 幹線道路や生活道路における交通安全対策
- 老朽化した橋梁などの点検や維持管理
- 港湾施設の老朽化調査や補修設計
- 自然災害を未然に防ぎ、また被害を抑えるための予測や解析
環境分野のコンサルタント業務
- 大規模な施設を建設する際の環境の負荷軽減と共存への計画
- 豊かな生態系を守り持続的に発展させる仕組みづくり
- 気象予測モデルを用いた地球温暖化時の降雨予測
- 化学物質の分析やリスク評価、食品の安全性検査
- 水質や底質、流況などに関する海洋・水辺でのさまざまな調査
- 低炭素社会づくりや再生可能エネルギーの導入推進に関する事業
- 天気が健康へ影響を与える相関関係をもとにした健康気象予報
◆採用状況◆
社員数は約1,100名、男女比率はおよそ7:3。2022年度の新卒採用では、技術職(環境コンサルタント事業・建設コンサルタント事業・沿岸港湾部門・農業部門・海外事業・防災情報システム部門)、技術営業部門、管理部門で合計50名程度を採用予定。近年の採用実績は平均37名程度。
いであ株式会社 HP:https://ideacon.jp/
WRITTEN by
三浦 るり
2006年よりライターのキャリアをスタートし、2012年よりフリーに。人材業界でさまざまな業界・分野に触れてきた経験を活かし、幅広くライティングを手掛ける。現在は特に建築や不動産、さらにはDX分野を探究中。
建設土木の未来を
ICTで変えるメディア