コラム・特集
コバヤシ エイスケ 2022.3.28

【舗装会社ランキング】売上トップ8の企業とは?

わが国のインフラを支えている道路。それに欠かせないのが修繕や予防保全を行う道路舗装だ。

本記事では統計データ比較サービス「Suik」の2022年2月19日時点の情報をもとにして、道路舗装会社の売上ランキングを紹介する。(2021年3月決算における売上に基づく。額は全て連結。)


1位 株式会社NIPPO(4457億円)


東京都中央区京橋に本社を構える大手道路舗装会社。創業は1907年で、設立は1934年と歴史は古い。道路はもちろん、空港や流通施設、スポーツ施設から一般建築の調査、設計、管理などを幅広くカバーするほか、不動産取引、ホテルの運営、公共施設等の企画や建設などを担う。またアスファルト合材等の製造、販売も行っている。

株式会社NIPPO: https://www.nippo-c.co.jp

shutterstockより

2位 前田道路株式会社(2346億円)


1930年に設立され、東京都品川区に本社を構えている。土木建築工事の請負、設計、監督のほか、土木建築工事の諸材料の製作・販売を行う。

事業内容は道路舗装、道路土木、宅地・工場敷地造成工事や空港滑走路の整備から、商店街や広場等の景観事業、都市公園、道路緑化といった緑化事業などを手がける。

2021年には「ひび割れ抵抗性を高めた水分硬化型高耐久常温アスファルト補修材の開発」や「遮熱性舗装の部分補修材の開発」を発表するなど、研究開発にも力を入れている。

前田道路株式会社:https://ssl.maedaroad.co.jp


3位 鉄建建設株式会社(1820億円)


1944年に創業。東京都千代田区に本社を構える。建設コンサルタント会社として、建設工事全般の調査や企画、測量、設計、管理、コンサルティングなどを行っている。

またベルト自動欠陥検査システムやコンクリートひび割れ低減評価システム、鉄建橋梁管理システムなど、トンネル、免震ほかの独自技術を有しているほか、鉄道関係の整備にも力を入れており、2021年の鉄道建築協会賞に同社が施工した横浜駅、飯田橋駅など4件が選ばれている。

鉄建建設株式会社:https://www.tekken.co.jp

shutterstockより

4位 日本道路株式会社 (1577億円)


1929年に創業された道路舗装会社。東京都港区に本社を構える。道路建設工事や舗装工事、環境整備のほか、賃貸・不動産取引事業、建設コンサルタントなど幅広く事業を展開している。高速道路や一般国道、空港の滑走路の舗装なども施工、野球場の人工芝やサッカー場の整備も行っている。

日本道路株式会社:https://www.nipponroad.co.jp


5位:飛島建設株式会社(1172億円)


1883年に創業し、1947年に会社を設立。東京都港区に本社を構え、道路や港湾、都市開発などを中心とした事業を展開している。農林水産物の生産・加工・販売や、エネルギー供給など、様々な分野にも事業を広げるほか、地震災害からの復興活動にも力を入れている。

飛島建設株式会社:https://www.tobishima.co.jp


6位 東亜道路工業株式会社(1118億円)


1930年に設立。東京都港区に本社を構える。道路建設、土木、景観・スポーツ事業などを進めており、アスファルト合材などの商品を販売する販売事業も行っている。また同社では工法開発や基礎研究、製品開発も推進。茨城県にある技術研究所で日々、研究が行われている。

東亜道路工業株式会社:https://www.toadoro.co.jp

shutterstockより

7位 世紀東急工業株式会社(900億円)


1950年に設立。東京都港区に本社を構え、道路舗装工事業を中心に展開する企業。合材の製造販売から土木事業、景観、スポーツ事業へと事業領域を広げている。さらに3Dを用いた3次元モデルや路面維持工法などのほか、省エネルギーを実現する技術開発を行っている。

世紀東急工業株式会社:https://www.seikitokyu.co.jp


8位 ニチレキ株式会社(714億円)


1949年創業の道路舗装を中心とした事業を展開する企業。東京都千代田区に本社を構える。舗装路面の状態を確認する測定車を導入し、点検結果をWEB上で閲覧できるシステムを開発するなど、道路舗装の老朽化対策に貢献。そのほか、新幹線の軌道用乳剤など、舗装以外の分野でも事業を進めている。

ニチレキ株式会社:https://www.nichireki.co.jp


shutterstockより

以上のように古くから会社を設立し、事業を展開している企業が多い。また道路舗装だけではなく様々な事業を行うことで、長期的視点で企業価値を高めているようだ。なお、道路舗装をはじめとした業界にもDXの波が押し寄せている。各企業は今後どのようにして事業を進め、時代の変化に対応するのか。企業の動きに注目だ。



参考:https://suik.jp/greport?code=SM000015
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WRITTEN by

コバヤシ エイスケ

建設系業界紙の記者。公務員、フリーライター・編集者を経て現職。行政を中心に執筆・取材しており、物流や環境、農政の分野も追いかけている。

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