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【調査】建設業界で働く〇〇%以上が「建設業はこれからの景気を牽引する仕事」と回答!
今般の新型コロナウイルスの感染拡大によって、日本経済は大きな打撃を受けている。
そのため、今後、控えているインフラ整備(再整備)を始めとする、様々な公共事業に期待が寄せられている。
では、建設業に従事する業界内の人たちは、どう考えているのだろうか。
施工管理や施工図、BIM設計など建設業界特化型のエンジニアリング企業、JAGフィールド株式会社が今回、建設業界で3年以上働いている方を対象にこれからの建設業界に関する調査を実施した。
国土強靭化などによるインフラ整備で、建設業界は今後、日本の景気を牽引する存在だと言われている。では、事業従事者のどのくらいの割合が「景気を牽引する仕事」だと考えているのだろうか?
「建設業界は景気を牽引する仕事だと思いますか?」との質問に、7割以上の方が『はい(73.9%)』と回答。多くの方が、建設業界は景気を牽引する仕事だと感じているようだ。では、具体的にどのような仕事が景気の刺激策となりうると考えているのだろうか。詳しく聞いてみると、以下のような回答が寄せられた。
Q:建設業界で働く私が考える景気の刺激策は?
建設業界で今後、最も力をいれるべきインフラ整備(再整備)は、
上述した調査では、「インフラの整備(再整備)」や「公共事業」が景気上昇の具体的な刺激策になるといった考えが多いようだ。では、建設業界がこれから尽力すべき「インフラの整備(再整備)」とはなんなのだろうか。
「建設業界で最も力をいれていくべきインフラ整備(再整備含む)を教えてください」と質問したところ、『老朽化した東京の下水道の整備(30.7%)』と回答した方が最も多く、次いで『リニア中央新幹線の開通工事(21.5%)』『首都高速の再整備(20.5%)』『大阪万博によるインフラ整備(10.9%)』『東京メトロによる銀座線全駅リニューアル計画(3.4%)』と続いた。
水道や交通など生活する上で欠かすことのできないインフラの整備に、力を入れてくべきであると多くの方が考えているようだ。
これからの建設業界に期待していることは?
次に、「これからの建設業界に期待していることを教えてください(複数回答可)」と質問したところ、『インフラの整備(再整備)(50.1%)』と回答した方が最も多く、次いで『公共事業の活発化(39.8%)』『建設業界のICT化(33.3%)』『AIなどの活用による人手不足の解決(22.9%)』『テレワークなどの働き方の変化(13.9%)』と続いた。
インフラ整備(再整備)や公共事業の活発化は、景気の刺激策だという意見も寄せられていた。また業界のこれからに期待する理由も具体的にヒアリング。以下のような回答が出た。
Q:建設業界のこれからに期待している理由は?
最後に、建設業界で働く方の会社では、どのような公共事業に力をいれているのかを調査。
Q:力を入れている公共事業は?
下水道整備や首都高改修事業、さらにはリニア新幹線関連の工事など、インフラの整備、そして再整備が、建設業界ひいては日本経済全体を盛り上げる切り札になり得ると、多くの業界関係者が考えていることが、今回の調査で明らかになった。
そのため、今後、控えているインフラ整備(再整備)を始めとする、様々な公共事業に期待が寄せられている。
では、建設業に従事する業界内の人たちは、どう考えているのだろうか。
施工管理や施工図、BIM設計など建設業界特化型のエンジニアリング企業、JAGフィールド株式会社が今回、建設業界で3年以上働いている方を対象にこれからの建設業界に関する調査を実施した。
“建設業界は景気を牽引する?” 景気を刺激すると思われる施策をヒアリング
国土強靭化などによるインフラ整備で、建設業界は今後、日本の景気を牽引する存在だと言われている。では、事業従事者のどのくらいの割合が「景気を牽引する仕事」だと考えているのだろうか?
「建設業界は景気を牽引する仕事だと思いますか?」との質問に、7割以上の方が『はい(73.9%)』と回答。多くの方が、建設業界は景気を牽引する仕事だと感じているようだ。では、具体的にどのような仕事が景気の刺激策となりうると考えているのだろうか。詳しく聞いてみると、以下のような回答が寄せられた。
Q:建設業界で働く私が考える景気の刺激策は?
- 複合施設やランドマークを建設する(30代/男性/東京都)
- 高速道路のリニューアルで行き来を増やす(30代/女性/宮城県)
- 老朽化したインフラの整備(40代/男性/愛知県)
- 地方の公共事業増による活性化(50代/男性/鳥取県)
- 老朽化した建物・橋などの建て替え(50代/男性/愛媛県)
建設業界で今後、最も力をいれるべきインフラ整備(再整備)は、
「◯◯」と判明
上述した調査では、「インフラの整備(再整備)」や「公共事業」が景気上昇の具体的な刺激策になるといった考えが多いようだ。では、建設業界がこれから尽力すべき「インフラの整備(再整備)」とはなんなのだろうか。
「建設業界で最も力をいれていくべきインフラ整備(再整備含む)を教えてください」と質問したところ、『老朽化した東京の下水道の整備(30.7%)』と回答した方が最も多く、次いで『リニア中央新幹線の開通工事(21.5%)』『首都高速の再整備(20.5%)』『大阪万博によるインフラ整備(10.9%)』『東京メトロによる銀座線全駅リニューアル計画(3.4%)』と続いた。
水道や交通など生活する上で欠かすことのできないインフラの整備に、力を入れてくべきであると多くの方が考えているようだ。
これからの建設業界に期待していることは?
次に、「これからの建設業界に期待していることを教えてください(複数回答可)」と質問したところ、『インフラの整備(再整備)(50.1%)』と回答した方が最も多く、次いで『公共事業の活発化(39.8%)』『建設業界のICT化(33.3%)』『AIなどの活用による人手不足の解決(22.9%)』『テレワークなどの働き方の変化(13.9%)』と続いた。
インフラ整備(再整備)や公共事業の活発化は、景気の刺激策だという意見も寄せられていた。また業界のこれからに期待する理由も具体的にヒアリング。以下のような回答が出た。
Q:建設業界のこれからに期待している理由は?
- 公共事業ならば貢献しやすくやりがいがある(20代/女性/埼玉県)
- 全国各地でインフラが老朽化しており、更新の必要が生まれているため(30代/男性/兵庫県)
- インフラ再整備は将来の世代に対しても恩恵が残るものだから(40代/男性/茨城県)
- 便利な世の中になっても誰かが頑張らないと日本の国土と便利さは維持できないから(50代/男性/千葉県)
あなたの働く会社で力を入れている公共事業は?
最後に、建設業界で働く方の会社では、どのような公共事業に力をいれているのかを調査。
Q:力を入れている公共事業は?
- 老朽化した建物の耐震工事(30代/女性/大阪府)
- リニア新幹線の早期工事の後押し(40代/男性/山梨県)
- 古くなった首都高の改修事業(50代/男性/東京都)
- 東京メトロ関連工事(50代/男性/東京都)
- 下水道老朽化の復旧(50代/男性/東京都)
まとめ
下水道整備や首都高改修事業、さらにはリニア新幹線関連の工事など、インフラの整備、そして再整備が、建設業界ひいては日本経済全体を盛り上げる切り札になり得ると、多くの業界関係者が考えていることが、今回の調査で明らかになった。
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