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デジコン編集部 2026.5.7

100m先まで光の線を路面に投影し区画線の下書き作業を不要に。DNPの「G-スクライト工法」がNETIS令和8年度推奨技術に選定

CONTENTS
  1. 最大100m先まで明瞭な光のラインを路面に投影。人力の下書き作業を不要にして経済性・安全性・施工性を向上
  2. 夜間工事での車線変更誘導・屋内の危険区画表示にも応用可能。2030年度までに累計50億円を目標
大日本印刷(DNP)は、同社の小型照明装置「DNP高視認性パターンライト」を活用した区画線工事向け「G-スクライト工法」(北海道技建株式会社と共同開発)が、国交省の新技術情報提供システム(NETIS)において令和8年度の推奨技術(登録番号:HK-240021-VE)に選定されたと発表した。

推奨技術への選定により、本工法を活用する施工者は総合評価落札方式の技術提案や工事成績評定において通常のNETIS登録技術よりさらに有利な加点を受けられる。

最大100m先まで明瞭な光のラインを路面に投影。人力の下書き作業を不要にして経済性・安全性・施工性を向上


G-スクライト工法は、DNP独自のHMX(ホログラフィック・マトリクス)テクノロジーによるレーザー光の制御技術を応用し、最大100m先の路面に明瞭な線状の光のパターンを投影することで区画線の所定位置を瞬時に可視化する工法だ。

従来は人力で行っていた区画線工事の下書き作業が不要となるため、工程を短縮し経済性・安全性・施工性を同時に向上させる。

JIS C 6802のクラス1レーザー製品規格に適合しており、レーザー機器管理者の配置やインターロック機構など特別な対策なしに一般的な照明器具と同様に扱える点が現場導入のハードルを下げている。

夜間工事での車線変更誘導・屋内の危険区画表示にも応用可能。2030年度までに累計50億円を目標


本体のみですぐに使用できるバッテリー搭載モデルと小型で長時間使用を想定したバッテリー非搭載モデルの2タイプを用意し、消費電力は3.5W〜4.5Wと省エネで夜間の道路工事区間での車線変更誘導や工場・倉庫内の危険区画表示など幅広い用途への展開も視野に入れる。

DNPは2030年度までに累計50億円の売上を目指す方針だ。


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