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デジコン編集部 2026.2.26

1枚1.5万円のCADトレースを「タダ」に? 紙図面をAIで即座にデータ化する新サービスを公開。NITACO社

CONTENTS
  1. 「青焼き」も「手書き」も、アップロードするだけ
  2. 業界標準「Jw_cad」に完全対応
株式会社NITACOは2026年2月26日、紙図面やPDFからCADデータを自動生成する「CADトレースAI(ベータ版)」を公開した。

リニューアル工事や改修案件において最大のボトルネックとなっていた「既存図面のデータ化(トレース)」作業をAIで自動化。

従来、外注で1枚あたり3,000円〜15,000円、納期に数週間を要していたコストと時間を、劇的に圧縮するソリューションである。

「青焼き」も「手書き」も、アップロードするだけ


築20〜30年以上の建物を改修する際、現場には紙の図面や「青焼き」しか残っていないケースが多発している。

これらをCADデータ化するには、高額な外注費を払うか、設計者が徹夜でトレースするしかなかった。

本サービスは、スキャンした画像やPDFをアップロードするだけで、AIが線分・図形・文字を認識し、編集可能なCADデータ(DXF形式など)として出力する。黄ばみや汚れがある古い図面でも、AIがノイズを除去して高精度に読み取ることが可能だ。

業界標準「Jw_cad」に完全対応


特筆すべきは、国内の建設現場で広く普及している「Jw_cad(JWW形式)」への対応である。

仕様が公開されていないバイナリ形式であるため、これまで自動変換が難しかったJWW形式を独自解析によりサポート。

変換後のデータをそのまま現場のCADソフトで編集・活用できるため、実務への導入ハードルが極めて低い。

現在はベータ版として無料で提供されており、同社はユーザーからのフィードバックを元に、さらなる精度向上(円弧認識やレイヤー分けなど)を進める方針だ。








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デジコン編集部

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