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デジコン編集部 2026.4.8

ソーラー2.88kW・蓄電19.3kWh・Starlink対応。神戸のヴィガラクスが建設・災害現場向け完全オフグリッド電源「電力BASE(PHB)」を提供開始

CONTENTS
  1. 特許の「伸縮式跳ね上げ架台」で13フィートの筐体から6枚のパネルを展開
  2. ディーゼル発電機の「燃料途絶」リスクを根本から解決。山間部・被災地・無電化現場に対応
ヴィガラクス(兵庫県神戸市)は2026年4月7日、商用電源や化石燃料に一切依存しない13フィート型・完全オフグリッド汎用電源ベース「電力BASE(PHB:Power Hub Base)」の受注を開始した。

特許取得の「伸縮式跳ね上げ架台」によりコンパクトな筐体から6枚のソーラーパネル(合計2.88kW)を展開でき、19.3kWhの超大容量蓄電池とStarlink等の衛星通信アンテナ専用マウントを標準装備する。

特許の「伸縮式跳ね上げ架台」で13フィートの筐体から6枚のパネルを展開


設置方法はシンプルで、13フィート(約4メートル)の輸送サイズのコンテナ筐体を現場に置き、側面を展開するだけで屋根3枚・側面3枚の合計6枚のソーラーパネルが水平配置される。

この「伸縮式跳ね上げ架台」は同社の特許技術で、コンパクトな輸送サイズを維持しながら大容量発電を実現する点が最大の特徴だ。



蓄電池にはZENDURE社の「SuperBase V」システム(国内総代理店:株式会社クローバーテクノロジーズ)を採用しており、総容量19.3kWhにより無日照2日間でもドローンと通信システムの維持が可能で、空調停止の緊急時には4〜5日間の電力を確保できる。

ディーゼル発電機の「燃料途絶」リスクを根本から解決。山間部・被災地・無電化現場に対応


ディーゼル発電機は災害時に燃料の手配・運搬が途絶することが最大の弱点だったが、電力BASEは太陽光のみで完結するため燃料ロジスティクスの問題から解放される。

想定されるユースケースは幅広く、山間部の土木工事の仮設電源、停電地域の衛星通信基地局や遠隔監視カメラへの電源、DJI Dock 3等の自動ドローンポートへの24時間無人電源供給、河川水位計・土砂災害センサーなどの無人計測ステーションへの電源供給などが挙げられる。

建築確認申請が不要な「可搬型大型設備(アプライアンス)」として設計されているため、導入ハードルが低く即座に拠点を構築できる点も実務上の強みだ。







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