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デジコン編集部 2025.7.28

電源不要の冷却空間「ペラペラ太陽光ドーム&テント」発売。温度マイナス9.2℃、設営30分で熱中症対策義務化に対応。ティーエスピー社

ティーエスピーは猛暑や災害時の熱中症対策として、電源不要のミスト冷却空間「ペラペラ太陽光ドーム」と「ペラペラ太陽光テント」の導入提案を全国で本格化している。

再生可能エネルギーとミスト冷却等を組み合わせ、電源インフラのない屋外でも子どもや高齢者を守る簡単に設置できる日陰と電源空間を創出する製品である。

WBGT暑さ指数マイナス8.1ポイント実証、設営時間短縮とリース契約方式で導入促進


WBGT(暑さ指数)マイナス8.1ポイント、温度マイナス9.2℃という実証データに裏付けられた本製品は、2025年6月からの職場における熱中症対策義務化を受け、より導入しやすいよう仕様変更や価格調整、リース契約設定などを新たに行っている。

2025年6月より厚生労働省による労働安全衛生規則の改正により、職場での熱中症対策が義務化された。

また文部科学省も学校現場での対策を一部義務化するなど、猛暑に対する社会的な対応が加速している。

同社は「子どもたちが外で安心して遊べる環境をつくりたい」という想いから、屋外でも電源不要で運用可能な「ペラペラ太陽光」を活用した冷却型インフラを開発した。

日差しを遮り、ミストで温度を下げ、電源の確保が難しい現場でも対応できる「命を守るインフラ」として熱中症の社会課題を解決する。


2025年7月以降の改良ポイントとして、設営時間の短縮と収納性の向上を実現し、ドームは30分、テントは15分からの設営が可能となった。

パネル着脱設計の調整により、シーズンオフの再利用がより簡単になった。


法人向け導入に向けた価格帯の見直しと「リース契約方式」提案の整備も行っている。

製品はビジネスモデル特許出願済みで、猛暑下の屋外作業・イベント・避難所での活用が期待される。




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