ツール紹介
デジコン編集部 2025.4.10

助太刀。建設マッチングサービスに土木関連の職種カテゴリを6種追加

建設人材マッチングプラットフォームを運営する助太刀は、工事会社と職人のビジネスマッチングサービス「助太刀」において、土木関連の職種カテゴリを新たに6種類追加したと発表した。

専門性の細分化により、土木分野の企業と職人のマッチング精度向上を図る。

鳶や型枠大工を細分化、プロフィールと検索機能で専門性を明確化し2025年問題に対応


建設業界では恒常的な人手不足が深刻な課題となっており、特に技能労働者の高齢化が進む中で「2025年問題」と呼ばれる大量退職が現実化している状況だ。

助太刀は21万を超える事業者が登録する工事会社と職人のビジネスマッチングサービス「助太刀」と、建設業特化の求人サービス「助太刀社員」を通じて、多くの工事会社と職人の繋がりを提供している。

今回追加されたのは「土木/鳶(足場)」「土木/鳶(鉄骨)」「土木/鍛治鳶」「土木/橋梁鳶」「土木/型枠大工」「土木/鉄筋工」の6職種だ。

これまで「助太刀」では76種類、「助太刀社員」では施工管理職を含む81種類の職種カテゴリが設定されていたが、特に土木分野における利用者からの要望を受けて新たなカテゴリを追加した。

この追加により、「助太刀」は82種類、「助太刀社員」は87種類から適切な職種を設定できるようになった。

これらの職種カテゴリは、ユーザーのプロフィール設定や検索時に活用される。

例えば鳶職の場合、従来は単に「鳶」というカテゴリだけだったが、今回の追加により「足場」「鉄骨」「鍛治」「橋梁」という専門分野ごとに細分化された。

これにより、工事会社側は必要とする鳶職の専門性を明確にして募集でき、職人側も自分の専門技能を適切にアピールできるようになる。

土木分野は建設業の中でも特に専門性が高く、工事の種類によって必要とされるスキルや経験が大きく異なる。

そのため、単に「土木作業員」というカテゴリだけでは、適切なマッチングが難しいという課題があった。

今回の職種カテゴリ追加は、こうした実態に即した対応であり、より精度の高いマッチングを実現することが期待される。





印刷ページを表示
WRITTEN by

デジコン編集部

建設土木のICT化の情報を日々キャッチして、わかりやすく伝えていきます。

建設土木の未来を
ICTで変えるメディア

会員登録

会員登録していただくと、最新記事を案内するメールマガジンが購読できるほか、会員限定コンテンツの閲覧が可能です。是非ご登録ください。