助太刀が従業員5名未満の建設業者向け低価格プラン提供開始。月額2万9800円で人材マッチングサービスを利用可能に

国内最大級の建設人材マッチングプラットフォームを運営する株式会社助太刀が、工事会社と職人をつなぐサービス「助太刀」において、従業員5名未満の小規模事業者向けの新プラン「ライトプラン」の提供を開始した。

建設業の「2025年問題」に対応する3段階料金体系で小規模から大規模まで全ての企業に適したサービスを提供

建設業界では恒常的な人手不足が深刻な課題となっており、特に技能労働者の高齢化が進む中、「2025年問題」と呼ばれる大量退職の現実化により人材確保は緊急の課題となっている。

助太刀は21万超の事業者が登録する工事会社と職人のビジネスマッチングサービスを通じて、多くの工事会社と腕の良い職人との繋がりを提供してきた。

しかし、これまで従業員数5人未満の企業からの人手不足相談に対して、従来のプランは多機能である反面コストが見合わず見送りになるケースが多かった。


この課題を解決するため、今回新設された「ライトプラン」は月額2万9800円という低価格で、シンプルな機能を提供する。

さらに現場での利便性を考慮し、アプリ版の「ライトプラン for App」も同時に提供開始した。

これにより、中規模企業向けの「ビジネスプラン」、大規模企業向けの「エンタープライズプラン」と合わせ、全ての規模の企業に対して適切なサービス提供が可能になったとしている。

また、深刻化が進む人手不足に対応するため、職人向けの無料プランについても2025年7月に一部メッセージ送信上限数を拡張し、全ユーザーのマッチングを促進する計画だ。

なお、現行の「スモールビジネスプラン」は2025年5月に、「Proプラン」は2025年7月に終了予定で、利用中の顧客には順次新プランへの移行案内が送付される。

中規模から大規模企業向けの「助太刀ビジネス」「助太刀エンタープライズ」については、内容の変更なく継続提供される。

これらの上位プランではカスタマーサクセス担当者による伴走や全国への検索機能（エンタープライズのみ）、オフラインでの交流会への招待など、規模の大きい企業のニーズに合わせた機能が提供されている。

建設業における人材不足問題は今後も継続すると予想される中、プラン体系の整備により幅広い規模の企業が「助太刀」を活用できる環境が整った形だ。