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デジコン編集部 2022.3.14

清水建設、大規模施工現場に「電動キックボード」導入。作業者の移動負担を軽減

清水建設が、大規模施工現場において現場内の移動のために「電動キックボード」を導入した。第1弾として清水建設が福岡市内で施工中のUR箱崎南雨水幹線築造工事作業所に試験導入。利用者からは好評を得ているという。

広大な敷地を有する土木施工現場では、現場内の移動が作業効率化の課題の一つになっており、徒歩や自転車は環境負荷がかからない移動手段ではあるが、移動者の体力を消耗し、相応の移動時間がかかるのがネックになっていた。

そこで清水建設は、快適・爽快に移動でき、エコでコスト負担が少ない電動キックボードに着目し、現場への試験導入を進めることに。

導入に際しては、電動キックボードが備えているGPSと通信機能を活用し、最高速度を自転車の平均的な速度より10km程度速い25kmに制御し移動を効率化するとともに、走行に適さないエリアではアクセルを無効化し、車体を停止する設定に。また、乗車回数、移動距離、乗車時間などの移動データの取得を進めている。


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デジコン編集部

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