奥村組は2026年2月、山岳トンネル工事の発破作業において、爆薬を遠隔で装填できる「爆薬遠隔装填装置」を開発したと発表した。
切羽(掘削最前面)付近での人力作業をなくすことで、岩盤崩落(肌落ち)による労働災害リスクを低減し、安全性を大幅に向上させる。

山岳トンネル工事では、ドリルで空けた穴(装薬孔)に爆薬を詰める作業はこれまで人力で行われており、常に落石の危険と隣り合わせだった。

特に穴の内部が崩れて石が詰まると、作業員が切羽に近づいて除去しなければならず、危険性が高かった。
今回開発された装置は、ドリルジャンボ(大型削孔機械)の先端に装着して使用するもので、以下の特徴を持つ。

本システムにより、従来は切羽直下で行っていた作業を、2メートル以上離れた安全な位置から実施できるようになった。
ドリルジャンボのオペレータと作業員の2名体制で、安全かつ効率的に装填作業が完了する。
中日本高速道路発注の「東海環状自動車道養老トンネル北工事」での実証実験において、多亀裂性の地山でも確実に遠隔装填できることが確認されている。
切羽(掘削最前面)付近での人力作業をなくすことで、岩盤崩落(肌落ち)による労働災害リスクを低減し、安全性を大幅に向上させる。

「詰まり」も粉砕して装填
山岳トンネル工事では、ドリルで空けた穴(装薬孔)に爆薬を詰める作業はこれまで人力で行われており、常に落石の危険と隣り合わせだった。

特に穴の内部が崩れて石が詰まると、作業員が切羽に近づいて除去しなければならず、危険性が高かった。
今回開発された装置は、ドリルジャンボ(大型削孔機械)の先端に装着して使用するもので、以下の特徴を持つ。

- 崩落への対応: 装置先端にステンレス製の「コーン」を装備。穴が岩片で閉塞していても、これを破砕・除去して装填パイプを挿入できる。
- 安全な素材: 爆薬を通すパイプには、静電気による誘爆を防ぐため、カーボンファイバー主体の非鉄製素材を採用した。
切羽から離れて安全作業
本システムにより、従来は切羽直下で行っていた作業を、2メートル以上離れた安全な位置から実施できるようになった。
ドリルジャンボのオペレータと作業員の2名体制で、安全かつ効率的に装填作業が完了する。
中日本高速道路発注の「東海環状自動車道養老トンネル北工事」での実証実験において、多亀裂性の地山でも確実に遠隔装填できることが確認されている。
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