アクティオは、フロアクライミングに特化した超高層建築用タワークレーン「パイロクレーン OTA-980HN」のレンタルを開始したと発表した。
最大定格荷重38tの能力を持ちながら、独自のクライミング機構により、階上へ移動する作業時間を従来比で約半分に短縮できる。
本機の最大の特徴は、「タワー引込式独立型クライミング装置」の採用だ。
従来のフロアクライミングではクレーン上部から支柱(タワー)を取り込む必要があったが、本機は昇降体の側面からタワーを引き込むことができる。

これにより、1本あたりの作業時間が約2時間に短縮され、従来は2日間かかっていたクライミング工程を1日で完了できるようになった。
また、上部の取り込み口を廃止したことで旋回体の構造をコンパクト化することに成功した。
(「パイロクレーンOTA-980HN」クライミング作業工程)
1,000t・m(トン・メートル)級の作業能力を持ちながら、旋回体のサイズは600t・m級と同等に抑えられている。
後部の張り出し(テールスイング)が短いため、都市部の現場でも敷地外への越境や周辺建物への干渉リスクを低減できる。
(スペック)
アクティオは、この新型クレーンにより、作業効率と安全性を高め、超高層建築における施工の可能性を広げるとしている。
最大定格荷重38tの能力を持ちながら、独自のクライミング機構により、階上へ移動する作業時間を従来比で約半分に短縮できる。
側面からタワーを引き込み、工程を2日から1日に短縮
本機の最大の特徴は、「タワー引込式独立型クライミング装置」の採用だ。
従来のフロアクライミングではクレーン上部から支柱(タワー)を取り込む必要があったが、本機は昇降体の側面からタワーを引き込むことができる。

これにより、1本あたりの作業時間が約2時間に短縮され、従来は2日間かかっていたクライミング工程を1日で完了できるようになった。
1,000t・m級の能力をコンパクトな旋回体で実現
また、上部の取り込み口を廃止したことで旋回体の構造をコンパクト化することに成功した。
(「パイロクレーンOTA-980HN」クライミング作業工程)1,000t・m(トン・メートル)級の作業能力を持ちながら、旋回体のサイズは600t・m級と同等に抑えられている。
後部の張り出し(テールスイング)が短いため、都市部の現場でも敷地外への越境や周辺建物への干渉リスクを低減できる。
(スペック)アクティオは、この新型クレーンにより、作業効率と安全性を高め、超高層建築における施工の可能性を広げるとしている。
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