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デジコン編集部 2025.10.9

アクティオが東京DLセンターにStarlink Business設置。災害時の迅速な復旧支援を実現

アクティオは、災害発生時の迅速な復旧・復興支援を目的として、アクティオ東京DLセンターに衛星通信サービス「Starlink Business」のアンテナを2025年10月9日から設置した。

地域住民に施設を開放しインターネット接続環境を提供


近年、豪雨や大雪、地震などの自然災害が各地で頻発している。災害時には、電話やインターネットへのアクセス集中や、倒木・積雪などによって電力線や通信ケーブルが断線されてしまい、基地局が機能停止し通信障害が発生しやすくなる。

このような状況では、行政機関との連携が困難になり、必要な情報が届かず救援や復旧などの大幅な遅延が懸念される。

今回、災害発生時の迅速な復旧・復興支援を目的として東京DLセンターに衛星通信サービス「Starlink Business」のアンテナを設置した。

衛星通信サービス「Starlink Business」とは、法人向けの低軌道衛星ブロードバンドインターネットサービスだ。



災害などで通信が遮断された場合でも、Starlinkの衛星ネットワークを活用することで、重要な業務システムへのアクセスや行政機関との連絡を確保し、ビジネスの継続性を維持することが可能だ。

さらに、災害時には情報収集や安否確認など、通信手段の確保が住民の生命と安全を守る重要な要素となるため、東京DLセンターを地域住民に開放し、インターネット接続環境の提供を行っていく。

施設を地域の防災拠点として機能させることで、地域社会のレジリエンス向上に貢献していく。


東京DLセンターは、関東エリアの他工場と連携し現場のあらゆるオーダーに対応し、スピーディーな配送を実現するディストリビューターとしての役割を担っている物流拠点だ。

レンサルティングの中核拠点として、ラボ・教育機関の機能を持ち、3次元設計室やラボ内学習室、さらには全国の工事状況の可視化を実現するシステム開発を行うリモート開発室など高度な技術が集結している。




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