アクティオと大本組(岡山県岡山市)はニューマチックケーソン工法における掘削土の排土作業を自動化するシステムを共同開発した。
実証実験では手動操作と比較してサイクルタイムが約11%短縮し、施工効率と安全性の向上を両立できることが確認された。特許申請済み(特願2025-201717)。
ニューマチックケーソン工法は橋梁・建造物の基礎や地下構造物、シールド発進・到達立坑などに広く用いられる工法だが、排土作業ではバケット揚重・マテリアルロック内の耐圧扉開閉・緻密な加減圧操作のそれぞれに熟練の専任操作員を配置する必要があり、技能者不足への対応が課題となっていた。
本技術の核心は4つの機能だ。
回転エンコーダ・ロードセル・位置計測カメラなどの各種センサーがクレーンのたわみやワイヤーの伸縮、ケーソンの傾斜による「ズレ」をリアルタイムで計測・補正し、正確な搬入出を可能にする。

荷振れ防止インバーターにより吊荷の振幅を約95%低減し、マテリアルロック内の狭い許容範囲(中心±20cm以内)への自動停止・搬入を実現する。
バケット揚重・扉開閉・加減圧・転倒排土までを一括制御する「シームレス動作」でステップ間の移行ロスを最小化する。

通信障害時の自動弁遮断や排気時間上限設定など、函内圧力管理の安全性を担保するフェイルセーフ設計も備える。
実証実験では自動運転がサイクルタイムのばらつきを抑え安定した施工を実現することを立証するとともに、従来必要だったマテリアルロック操作員の常時配置が不要になり、吊荷との接触リスクも低減することを確認した。

今後は実際の現場への適用を通じてさらなる実用性検証を進め、労働力不足が深刻化する建設現場の働き方改革推進に寄与することを目指す。
参考・画像元:株式会社アクティオ プレスリリースより
実証実験では手動操作と比較してサイクルタイムが約11%短縮し、施工効率と安全性の向上を両立できることが確認された。特許申請済み(特願2025-201717)。
バケット揚重から扉開閉・加減圧・排土まで一括制御。吊荷の振幅を約95%低減するシームレス自動運転を実現
ニューマチックケーソン工法は橋梁・建造物の基礎や地下構造物、シールド発進・到達立坑などに広く用いられる工法だが、排土作業ではバケット揚重・マテリアルロック内の耐圧扉開閉・緻密な加減圧操作のそれぞれに熟練の専任操作員を配置する必要があり、技能者不足への対応が課題となっていた。
本技術の核心は4つの機能だ。
回転エンコーダ・ロードセル・位置計測カメラなどの各種センサーがクレーンのたわみやワイヤーの伸縮、ケーソンの傾斜による「ズレ」をリアルタイムで計測・補正し、正確な搬入出を可能にする。

荷振れ防止インバーターにより吊荷の振幅を約95%低減し、マテリアルロック内の狭い許容範囲(中心±20cm以内)への自動停止・搬入を実現する。
バケット揚重・扉開閉・加減圧・転倒排土までを一括制御する「シームレス動作」でステップ間の移行ロスを最小化する。

通信障害時の自動弁遮断や排気時間上限設定など、函内圧力管理の安全性を担保するフェイルセーフ設計も備える。
マテリアルロック操作員の常時配置が不要に。建設現場の働き方改革推進へ
実証実験では自動運転がサイクルタイムのばらつきを抑え安定した施工を実現することを立証するとともに、従来必要だったマテリアルロック操作員の常時配置が不要になり、吊荷との接触リスクも低減することを確認した。

今後は実際の現場への適用を通じてさらなる実用性検証を進め、労働力不足が深刻化する建設現場の働き方改革推進に寄与することを目指す。
参考・画像元:株式会社アクティオ プレスリリースより
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建設土木のICT活用など、
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