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デジコン編集部 2025.2.12

大林組とキッズウェイ、顔認証で建設現場の鍵管理を自動化。最大400本の一括管理が可能に

キッズウェイと大林組は、顔認証技術を活用した建設現場向け鍵管理システム「FACEma管理BOX 鍵管理BOXモデル」のレンタル提供を2025年2月12日より開始すると発表した。

顔認証とクラウドで重機や工具の稼働状況を可視化


建設現場では従来、元請社員が鍵の予約確認や貸出記録など煩雑な管理業務に多くの時間を費やしてきた。

新システムは、顔認証対応の認証端末と80本の鍵を格納できるキーBOXで構成され、1台の端末に最大5台のBOXを接続して400本まで管理できる。



事前に顔を登録した作業者は、端末に顔をかざすだけで必要な鍵を取り出すことが可能となり、貸出と返却の記録は自動でクラウドに保存される。


管理者は遠隔地からでも鍵の貸出状況をリアルタイムで確認でき、重機などの稼働状況の分析やCO2排出量の算出にもデータを活用できる。

電源さえあれば現場間での移設も容易で、通信機能を搭載しているため即座に運用を開始できる。



参考・画像元:株式会社キッズウェイプレスリリースより
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デジコン編集部

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