DataLabsの3D配筋検査システム「Modely」が、国土交通省の新技術情報提供システム(NETIS)においてVE技術認定を取得した。配筋検査システムとしては、同社調べで唯一の認定となる。
「Modely」は、LiDAR搭載のiPad等でスキャンした点群データを活用し、鉄筋の配置状況を3次元でモデル化するシステムである。
従来の目視確認や手作業による計測作業に代わり、画面上で検査範囲を指定するだけで鉄筋の本数や間隔を自動で検出し計測できる。
システムが自動生成したモデルから、かぶり厚さや重ね継手長といった重要な検査項目のデータを抽出し、帳票作成まで自動化している。
クラウド上でのデータ共有機能により、施工者と発注者間での遠隔での品質確認も可能となった。
国土交通省の新技術活用評価会議による評価では、経済性、工程、品質・出来形、安全性、施工性の5項目で「従来技術より優れる」との高評価を獲得した。
環境面でも従来技術と同等との評価を受け、総合評価でも「従来技術より優れる」との判定を得ている。
利用企業からは73%が「今後も活用したい」、27%が「活用を検討したい」と回答し、全ての導入企業が継続利用への意向を示している。
NETIS-VE技術認定により、実施報告書や活用効果調査表の提出が不要となり、導入時の手続き負担が軽減される。
さらに「活用促進技術」にも選定され、工事成績評定での加点措置も講じられることとなった。
国土交通省が推進する「i-Construction 2.0」においては、デジタルデータを活用した配筋検査が、トップランナー施策の具体的取り組みに位置付けられている。
同社は今後、BIM/CIMとの連携や維持管理データとしての活用など、さらなる機能拡充を進める方針だ。
点群データの自動検出で検査工数を大幅削減、遠隔での品質確認も実現
「Modely」は、LiDAR搭載のiPad等でスキャンした点群データを活用し、鉄筋の配置状況を3次元でモデル化するシステムである。
従来の目視確認や手作業による計測作業に代わり、画面上で検査範囲を指定するだけで鉄筋の本数や間隔を自動で検出し計測できる。
システムが自動生成したモデルから、かぶり厚さや重ね継手長といった重要な検査項目のデータを抽出し、帳票作成まで自動化している。
クラウド上でのデータ共有機能により、施工者と発注者間での遠隔での品質確認も可能となった。
国土交通省の新技術活用評価会議による評価では、経済性、工程、品質・出来形、安全性、施工性の5項目で「従来技術より優れる」との高評価を獲得した。
環境面でも従来技術と同等との評価を受け、総合評価でも「従来技術より優れる」との判定を得ている。
利用企業からは73%が「今後も活用したい」、27%が「活用を検討したい」と回答し、全ての導入企業が継続利用への意向を示している。
NETIS-VE技術認定により、実施報告書や活用効果調査表の提出が不要となり、導入時の手続き負担が軽減される。
さらに「活用促進技術」にも選定され、工事成績評定での加点措置も講じられることとなった。
国土交通省が推進する「i-Construction 2.0」においては、デジタルデータを活用した配筋検査が、トップランナー施策の具体的取り組みに位置付けられている。
同社は今後、BIM/CIMとの連携や維持管理データとしての活用など、さらなる機能拡充を進める方針だ。
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