ツール紹介
デジコン編集部 2022.12.8

カメラに位置情報特定機能を実装!建設現場で使えるクラウド録画カメラを発売。建設DX展に出展の「セーフィー」

セーフィーが、ネット環境を整えることが難しい場所でも、電源だけで稼働して屋外設置ができる「LTE搭載のクラウド録画型カメラ Safie GO PTZ Plus(セーフィー ゴー ピーティーゼット プラス)」の提供を2023年1月上旬に始める。

確認したい場所をピンポイントに撮影できる「パンチルトズーム機能」を備えたカメラに、GPSによる位置情報特定機能を追加している。



国土交通省は2020年3月に生産性向上や非接触・リモート化に向け、「遠隔臨場」の施行を開始。

その結果、2020年度には全国で760件、2021年度には全国で1800件程度と普及が進んだことを受け、2022年度からは本格的に実施が進んでいる。

さらに2022年5月に建設業法における技術者制度の見直しに関する方針を取りまとめており、、ICTを活用することで、建設現場を監督する監理技術者の配置基準を緩和する方針を示している。

セーフィーは、2017年に屋外でインターネット環境を整えることが難しい場所向けに、電源のみで設置可能なLTE搭載クラウド録画型カメラ「Safie GO(セーフィー ゴー)」シリーズの提供をスタートしている。

なかでも「Safie GO PTZ(セーフィー ゴー ピーティーゼット)」は、確認したいところをピンポイントで撮影できるため、大規模な現場で工程表に合わせて撮影画角を変更したい現場や、数十メートル先の状況を確認したい建設・土木現場での活用が進んでいる。


ワンクリックで見たい場所に瞬時にフォーカスできるプリセット登録を10箇所まで設定可能であるため、敷地面積が広く隅々まで目を配る必要がある現場でも、遠隔からのスムーズな状況確認や指定時間の簡易的な安全パトロールができるため、事故・災害を未然に防ぐことにもつながっている。

今回セーフィーは、建設・土木現場での使い勝手向上を目指して、屋外設置可能なLTE搭載クラウド録画型カメラ「Safie GO PTZ Plus」の提供を開始する。


カメラが取得している位置情報を地図上に表示することが可能になる。複数カメラがある場合でも、各カメラの位置情報把握が容易になり、位置やエリアを条件としてそのカメラの映像をスピーディーに確認することができる。

災害状況や事故現場の様子が写った場合、その発生場所を特定することも容易になるという。





画像・参考:セーフィープレスリリース


印刷ページを表示
WRITTEN by

デジコン編集部

建設土木のICT化の情報を日々キャッチして、わかりやすく伝えていきます。

建設土木の未来を
ICTで変えるメディア

会員登録

会員登録していただくと、最新記事を案内するメールマガジンが購読できるほか、会員限定コンテンツの閲覧が可能です。是非ご登録ください。