ライカジオシステムズ、「AI搭載型モバイルマッピングシステム」の国内販売を開始

ライカジオシステムズが、リアリティキャプチャモバイルマッピングシステム「 Leica Pegasus TRK 」の国内販売を開始した。

本プロダクトは、AIカメラを活用しており、さらにダイナミックレーザースキャニングと拡張可能なイメージシステムにより、環境のキャプチャ、測定、視覚化を行う。直感的に扱える操作性も特徴で、長距離モバイルマッピング作業を大幅に効率化する。


わずか18 kg（Leica Pegasus TRK 500 Neo）と非常に軽量なため、車両への搭載を含むすべての作業を1人で実行することが可能で、マッピングプロジェクトの効率と費用対効果を高めることができる。

加えて、セットアップ、操作、アプリケーションを簡素化しているため、初めてマッピングを行う作業員でも直感的に扱うことができる。ルートに沿った自発的なビジュアル＆音声フィードバックにより、データ収集のミスを心配する必要がなくなる。

さらにAI搭載型カメラと自動カメラキャリブレーションを特徴としており、個人情報保護の観点から、データ収集時にAIが人や車を識別し、リアルタイムで人や車などの識別可能な情報をぼかすこともできる。


マルチコンステレーションGNSSも内蔵しているため、GNSS信号が届かないエリアでは自動で起動するセンサーにより細部の見落としを防ぐことが可能だ。

本プロダクトは、ほぼ全ての車両に搭載可能で、測量、交通、公共事業などさまざまな業界の技術専門家のニーズにも応える。