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デジコン編集部 2025.11.7

スパイダープラスが「S+Report」を大型アップデート。SPIDER+とデータ連携し帳票作業を現場で完結

スパイダープラスは、施工管理サービス「SPIDER+」と連携するデジタル帳票サービス「S+Report」を大型アップデートし、2025年11月より提供する。

SPIDER+とのシームレスなデータ連携を実現したほか、現場での帳票作業を完結できる機能を強化した。

iPad操作を高速化し帳票フォーマットの事前設定も省力化


今回のアップデートでは、SPIDER+の図面情報を即時にS+Reportに反映できるようになった。SPIDER+とS+Reportのライセンスも共通化され、特定のプランを契約中の顧客は利用可能になった。

iPadでのパフォーマンスを大幅に向上させ、現場完結を加速。現場で帳票作成から入力、共有、出力までが完結し、機器連携による測定値の自動記録と合わせて、検査完了と同時に報告書が完成する仕組みとなっている。

さらに、各社・各工事で異なる既存の帳票レイアウトをそのままS+Reportへ自動反映できるようになった。従来S+Report利用時に必要だった帳票フォーマットの準備・設定作業といった事前準備を大幅に省力化している。

S+Reportは、従来紙やExcelで行われてきた検査や報告などの帳票への記録業務を、iPadやPC上で完結できるようにするデジタル帳票サービスだ。

使い慣れた帳票レイアウトをそのままデジタル上で再現し、現場での入力作業から帳票出力までを一元管理することで、効率的な帳票業務を可能にする。

2023年11月に提供開始以降、建設会社での活用を元に全面的に機能を改良し、今回の大型アップデートに至った。

S+ReportとSPIDER+の情報連携を一層加速させることで、帳票起点の検査や現場オペレーションの最適化を実現する。

本機能はすでにユーザーの現場で導入が進んでおり、現場からの具体的なフィードバックを迅速にプロダクトへ反映する体制を敷いている。





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