ツール紹介
デジコン編集部 2025.10.29

リコー、スマホ・アプリ不要の360度カメラソリューションを提供開始。建設現場のデジタル化を撮影だけで実現

リコーは住宅・建設など複数現場の管理業務に最適化したスマホレス・アプリレストータルソリューション「RICOH360 ビジネスパッケージ タイプS」を2025年10月23日より提供開始した。

360度カメラとクラウドの自動連携により、現場空間全体をデジタル上に再現し、誰でも簡単に使える独自のユーザー体験を提供する。

撮影からクラウド連携まで自動化し現場のデジタル定着を推進


住宅・建設など少人数で複数の現場を並行して管理する業務では、現場ごとの状況把握や情報共有に多くの時間と労力がかかり、記録ミスや作業の属人化による品質低下、工数の増加といった課題が日常的に発生している。

さらに、熟練人材への負担集中や若手育成の難しさなど、人口減少に伴う構造的な人手不足問題も深刻化している。

リコーはこれらの課題に対し、利用者のITスキルに依存せず「誰でも迷わず確実に使える」シンプルな仕組みと、導入から運用定着までを支援する伴走型アプローチを組み合わせたソリューションを提供する。


本ソリューションは、スマートフォンや専用アプリを使わずに撮影からクラウド連携、共有・閲覧までを自動化。

現場の記録・確認・共有を誰でも迷わず直感的に行えるシンプルな仕組みと定着に向けた伴走支援によって、ITスキルに依存しない現場のデジタル運用を実現する。

360度カメラとクラウドの自動連携により、現場空間全体をデジタル上に再現し、現場に行かなくてもいつでもどこからでも空間全体を同じ視点で確認・共有できる環境を実現する。スマホや専用アプリに頼らず煩雑な操作を必要としないため、誰でも簡単に使えるリコー独自のユーザー体験を提供する。


さらに、導入から運用定着までリコーが伴走し、現場に根付くデジタル運用を支援する。

現場業務に合わせて提案・構築する運用モデルにより、施工品質の向上と業務効率化が期待される。導入による効果としては、記録業務の省力化、情報共有の効率化、品質管理の向上、若手育成の加速などが挙げられる。




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デジコン編集部

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