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デジコン編集部 2026.7.29

テクノブリッジNKEがPC橋の新設設計に対応し橋梁設計サービスの領域を拡大

CONTENTS
  1. インフラ老朽化に伴う需要増と技術者不足を背景に対応領域を拡大
  2. 構造形式の比較検討・多様なPC橋施工方式・BIM/CIM活用の3軸で橋梁ライフサイクル支援
  3. 東京・名古屋・福岡の3拠点体制で全国のインフラ整備・長寿命化に貢献
鋼橋設計を基軸にエンジニアリングサービスを展開するテクノブリッジNKEは2026年7月下旬より、新たにPC橋(プレストレストコンクリート橋)の新設設計に対応する体制を整備し、橋梁設計サービスの対応領域を拡大したと発表した。

これまで鋼橋の新設設計に加え、耐震補強や補修など既設橋梁の保全設計に取り組んできたが、今回PC橋の新設設計に対応することで、鋼橋・コンクリート橋の双方において新設から保全まで幅広い橋梁設計ニーズに応える体制となった。

インフラ老朽化に伴う需要増と技術者不足を背景に対応領域を拡大


橋梁設計には橋種や構造形式に応じた専門的な知識と実績が必要であり、予備設計・詳細設計・構造解析・工事発注に向けた施工計画など各段階で技術力が求められる。

社会インフラの老朽化に伴う更新や保全設計の需要が増加している一方、建設業界における技術者不足が進んでいる。

このような社会情勢を背景に、橋梁の新設・保全を支える設計技術力の確保が課題となっている中、対応できる技術領域を広げて設計体制を強化する一環として、PC橋の新設設計まで対応できる体制を整備した。

これにより、従来の鋼橋と下部工(RC・鋼製)に加えてPC橋を含む新設橋梁の予備設計や詳細設計、既設橋梁の構造解析、施工計画などにも対応し、橋梁設計におけるトータルサポートサービスを提供する。

構造形式の比較検討・多様なPC橋施工方式・BIM/CIM活用の3軸で橋梁ライフサイクル支援


対応領域の拡充ポイントは3点だ。

構造形式の比較検討では、鋼橋・PC橋の双方に対応できる体制を活かして経済性・施工性・構造性・維持管理性などの特徴を整理し、形式選定の比較検討を支援する。

多様なPC橋の施工方式では、プレテン桁やプレキャストセグメント桁の架設計画に加え、現場打ちPC橋の固定支保工架設や移動式作業車を使用した張出し架設についても構造規模や架設条件に応じた施工ステップを踏まえた設計計算から仮設資材の設計に対応する。

予備設計から詳細設計、設計照査まで対応する体制では、PC橋の設計で必要となるプレストレスやクリープ、乾燥収縮などPC橋特有の影響を考慮した構造解析にも対応する。

BIM/CIMを活用した構造物の可視化や部材の干渉確認によって設計成果の品質向上を支援する。

東京・名古屋・福岡の3拠点体制で全国のインフラ整備・長寿命化に貢献


同社では2026年7月に開設した名古屋支社を含む東京・名古屋・福岡の3拠点体制を構築した。この体制を活かし、全国の顧客へより迅速かつ柔軟に橋梁設計サービスを提供していく方針だ。

事業領域の拡大とあわせ、それぞれの分野で培った技術や知見を組織内に蓄積し、次世代へ継承していく取り組みも進める。

PC橋の設計に関する知見やノウハウを社内で体系的に共有し、実務を通じた技術継承と人材育成を進めるとともに、各分野に専門性を持つ協力会社との連携も強化していく。




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デジコン編集部

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