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デジコン編集部 2026.7.27

携帯圏外エリアでも衛星直接通信でドローンを飛ばす。KDDIとKDDIスマートドローンが「au Starlink Direct」活用の国内初実証に成功

CONTENTS
  1. 圏外エリアで飛行中のドローンが衛星直接通信で機体制御・動態情報を送受信。従来の課題を根本解決
  2. 総務省採択の「地域社会DX推進パッケージ事業」で実証継続。10分以内のドローン緊急駆けつけ社会基盤を目指す
KDDIとKDDIスマートドローンは、2026年5月18日に茨城県高萩市においてStarlinkの承認のもと、携帯電話の電波が届かないエリアの上空で「au Starlink Direct」とドローンを接続した飛行制御実証に成功したと発表した。

Starlink Mobileとドローンの直接通信による飛行制御は国内初となる。

これまでドローンの遠隔運航は主にモバイル通信を用いて実現してきたが、地上と上空では通信環境が異なるため、上空でモバイル通信が圏外となりドローンの飛行が困難となるケースがあった。

圏外エリアで飛行中のドローンが衛星直接通信で機体制御・動態情報を送受信。従来の課題を根本解決


本実証では、上空でモバイル通信が圏外となるエリアにおいて飛行中のドローンが「au Starlink Direct」で通信し、機体制御信号および動態情報(テレメトリー)の送受信を行った。

これにより、従来のモバイル通信だけでは飛行制御が困難だったモバイル通信圏外の環境下においてもドローンの飛行が実現できることを確認した。

本技術の活用により、災害時に通信環境が不安定となったエリアでの状況確認や、モバイル通信が届きにくい山間部での遭難者の捜索、クマなどによる獣害被害の対策、橋梁などのインフラ点検、地域の見守りなど、さまざまなドローンのユースケース創出を官民連携で進める。



総務省採択の「地域社会DX推進パッケージ事業」で実証継続。10分以内のドローン緊急駆けつけ社会基盤を目指す


今後、2026年4月に総務省に採択された「令和8年度地域社会DX推進パッケージ事業の実証事業(先進的通信システム活用タイプ)におけるシンボルプロジェクト枠」を通じて実証を行う。

モバイル通信と「au Starlink Direct」のハンドオーバーによる通信方式の最適な組み合わせや、モバイル通信圏外エリアにおける目視外でのドローンの遠隔運航を検証し、各地域の特性やユースケースに応じた運用体制の確立を目指す。

KDDIとKDDIスマートドローンは「au Starlink Direct」とドローンとの直接通信をはじめとする通信技術を活用することで、平時・有事を問わず全国どこでも10分以内にドローンが遠隔操縦で駆け付け可能となるドローンの社会基盤化を目指す方針だ。


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デジコン編集部

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