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デジコン編集部 2026.7.27

通行止め不要のトンネル更新技術をアバターで体感。鴻池組が独自工法「Reライニング工法」のメタバース体験空間を公開

CONTENTS
  1. 「Reライニング工法」は供用中トンネルを通行止めにせず更新可能な独自技術。メタバースで「見えにくい分野」を可視化
  2. 建設業界の担い手育成・社会全体のインフラリテラシー向上に貢献。BIM/CIM連携・デジタルツイン化も視野
鴻池組は、トンネル更新工事における独自工法「Reライニング工法」をメタバース上で体験できる空間をファンタスティックモーション(栃木県宇都宮市)と共同で構築し、2026年7月15日より一般公開した。

インターネット環境があればどこからでも、利用者がアバターを操作しながら施工手順や設備の仕組みを自由に見学できる。

従来、専門技術者以外には理解の難しかったトンネル更新工事を、学生や一般の方にもわかりやすく伝えることを目指す。

「Reライニング工法」は供用中トンネルを通行止めにせず更新可能な独自技術。メタバースで「見えにくい分野」を可視化


「Reライニング工法」は、道路トンネルの老朽化対策として鴻池組が独自に開発した工法だ。


供用中のトンネルを通行止めにせず、老朽化した覆工を切削し、内側に新たなライニング(覆工)を施すことでトンネルを更新できることが最大の特長で、社会インフラを維持しながら工事を実施できるため、交通への影響を最小限に抑えられる。

鴻池組は2022年よりメタバース技術の検証・活用を開始し、2025年3月には国登録有形文化財である鴻池組旧本店をはじめとした施設を「KONOIKE METAVERSE」として一般公開している。

今回、従来の取り組みをさらに発展させ中核的な施工技術の紹介・体験コンテンツとして「Reライニング工法」を選定した。

建設業界の担い手育成・社会全体のインフラリテラシー向上に貢献。BIM/CIM連携・デジタルツイン化も視野


日本では今後、高度成長期に整備された多くのインフラが一斉に更新時期を迎えるが、維持管理・更新工事がどのように行われているのかは一般の方にとって「見えにくい分野」「理解しづらい分野」であることが少なくない。



本取り組みは、インフラ維持管理の様子をわかりやすく可視化・発信することにより、建設業界への理解促進、将来の担い手育成、そして社会全体のインフラリテラシー向上に貢献することを目指す。

現場見学の地理的・時間的制約を取り除くことで、建設業における働き方改革やDX推進にもつながる。

今後は鴻池組が保有するさまざまな施工技術やDX技術を対象に順次メタバース展開を推進し、BIM/CIMモデル・点群データとの連携によるさらなるリアリティの向上や施工シミュレーション機能の追加により、教育・研修・遠隔協議にも活用できるプラットフォームへの発展を目指す。中長期的にはデジタルツインとの連携も視野に入れる方針だ。

iOS版とAndroid版で公開中で、それぞれのアプリストアからダウンロードできる。




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デジコン編集部

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