株ベルテクスコーポレーションは、大阪大学産業科学研究所の千葉大地教授と共同で、満水状態の防火水槽や湿潤環境でもコンクリート内部の鉄筋を非破壊診断できる「永久磁石法」を用いた水中探査対応鉄筋スキャナの開発に着手した。
年度内の製品化を目指す。
従来の鉄筋スキャナが採用する電磁波レーダ方式は水分・湿潤状態の影響を受けやすく、防火水槽など常に満水状態のコンクリート構造物の内部診断には水抜き作業が前提となっていた。
本技術「永久磁石法」は、永久磁石と磁気センサを組み合わせて鉄筋周辺の磁界変化を検出することで、水分の影響を受けることなく鉄筋の位置・かぶり厚・鉄筋径を推定できる。
コンクリート表面をなぞるようにスキャンする非破壊・高速・面的な探査方式で、大規模な準備作業なしに調査・診断が行える。
本技術が初期応用対象とする防火水槽は火災時・災害時の重要インフラで、国内には設置から50年以上が経過した現場打ち防火水槽が多数存在する。
従来の内部点検には水抜き→点検→再充水という作業が必要で、時間とコストが課題だったが、本技術の活用により水を抜かずにインフラ機能を維持したまま点検できるようになる。今後は防火水槽にとどまらず下水道・トンネルなど幅広いインフラへの展開も視野に入れる。
年度内の製品化を目指す。
電磁波ではなく永久磁石×磁気センサの磁界変化で鉄筋を検出。水分の影響を受けずに位置・かぶり厚・径を推定
従来の鉄筋スキャナが採用する電磁波レーダ方式は水分・湿潤状態の影響を受けやすく、防火水槽など常に満水状態のコンクリート構造物の内部診断には水抜き作業が前提となっていた。
本技術「永久磁石法」は、永久磁石と磁気センサを組み合わせて鉄筋周辺の磁界変化を検出することで、水分の影響を受けることなく鉄筋の位置・かぶり厚・鉄筋径を推定できる。コンクリート表面をなぞるようにスキャンする非破壊・高速・面的な探査方式で、大規模な準備作業なしに調査・診断が行える。
水抜き不要で機能を維持したまま点検。設置から50年超の老朽防火水槽への適用を想定
本技術が初期応用対象とする防火水槽は火災時・災害時の重要インフラで、国内には設置から50年以上が経過した現場打ち防火水槽が多数存在する。
従来の内部点検には水抜き→点検→再充水という作業が必要で、時間とコストが課題だったが、本技術の活用により水を抜かずにインフラ機能を維持したまま点検できるようになる。今後は防火水槽にとどまらず下水道・トンネルなど幅広いインフラへの展開も視野に入れる。
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