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走行中に接続先を自律切替・映像途絶ゼロ。AiTraxが造船所の大型台車で移動体メッシュWi-Fi実証に成功。建設・港湾・ドローン編隊へ展開へ
株式会社AiTrax(神奈川県鎌倉市)は2026年5月22日、名村造船所伊万里事業所の実稼働工場敷地内において、走行する大型部品運搬台車に搭載したWi-Fiアクセスポイントを介した映像のリアルタイム伝送に成功したと発表した。
NEDO・国土交通省の3年間の国家プロジェクトの集大成として得られた成果で、台車走行中にミリ秒単位で接続先アクセスポイントを自律的に切り替えながら映像の途絶を感知させない安定通信を維持した。
AiTraxが独自開発した「パスコスト基軸型オンデマンドアルゴリズム」は、従来の製品が電波強度のみで経路を判断するのに対し、スループット・遅延・パケットロス率等を統合したパスコストをリアルタイムで算出してネットワーク全体として最適な経路を自律選択する。

今回の実証では数十トン規模の大型造船部品が積載された台車が走行中、金属積載物による電波遮蔽・反射が刻々と変化する過酷な環境下でも、工場敷地内の総延長約1,200mにわたり安定した映像伝送を実現した。
日本・米国・欧州・シンガポールで特許を取得済みで、NTT研究開発部門による外部比較試験でも既存競合製品と比較して全6評価項目で優位性が立証されている。
「移動体がネットワークノードを兼ねながら安定通信を維持する」アーキテクチャは、造船所の台車にとどまらず建設・港湾・土木分野のAGV・自律移動ロボット・クレーン遠隔操作・ドローン編隊管理といった用途にも直接適用できる。
今後は造船所クレーン(高さ50〜80m級)のオペレーター室と地上間の安定通信をはじめ、港湾・建設・インフラ分野への横展開とブラジルを起点としたグローバルサウスへの普及を進める方針だ。
NEDO・国土交通省の3年間の国家プロジェクトの集大成として得られた成果で、台車走行中にミリ秒単位で接続先アクセスポイントを自律的に切り替えながら映像の途絶を感知させない安定通信を維持した。
電波強度だけでなくスループット・遅延・損失を統合したパスコストで経路を自律選択
AiTraxが独自開発した「パスコスト基軸型オンデマンドアルゴリズム」は、従来の製品が電波強度のみで経路を判断するのに対し、スループット・遅延・パケットロス率等を統合したパスコストをリアルタイムで算出してネットワーク全体として最適な経路を自律選択する。

今回の実証では数十トン規模の大型造船部品が積載された台車が走行中、金属積載物による電波遮蔽・反射が刻々と変化する過酷な環境下でも、工場敷地内の総延長約1,200mにわたり安定した映像伝送を実現した。
日本・米国・欧州・シンガポールで特許を取得済みで、NTT研究開発部門による外部比較試験でも既存競合製品と比較して全6評価項目で優位性が立証されている。
建設・港湾のAGV・クレーン通信からドローン編隊管理まで応用展開を加速
「移動体がネットワークノードを兼ねながら安定通信を維持する」アーキテクチャは、造船所の台車にとどまらず建設・港湾・土木分野のAGV・自律移動ロボット・クレーン遠隔操作・ドローン編隊管理といった用途にも直接適用できる。
今後は造船所クレーン(高さ50〜80m級)のオペレーター室と地上間の安定通信をはじめ、港湾・建設・インフラ分野への横展開とブラジルを起点としたグローバルサウスへの普及を進める方針だ。
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建設土木のICT活用など、
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