ニュース
回収骨材置換率5%以下なら「新骨材」として扱える。骨材不足と環境負荷低減に対応した生コンJIS(JIS A 5308)が改正
一般財団法人日本規格協会(東京都港区)は2026年4月20日、土木・建築工事の基礎資材であるレディーミクストコンクリート(生コン)に関する日本産業規格「JIS A 5308」の追補改正を実施した。
骨材製造業者の設備老朽化・後継者不足・自然災害による物流への影響で原材料の安定確保が困難になる中、リサイクル材である「回収骨材」の取り扱い規定を現場の実態に合わせて緩和し、資源の有効活用と現場の事務負担軽減を図る内容だ。
今回の改正の主なポイントは3つだ。
まず回収骨材の取り扱い変更で、粗骨材・細骨材の目標回収骨材置換率がそれぞれ5%以下の場合に「新骨材」として取り扱えるようになり、配合計画書や納入書への個別記載を一部省略できるようになった。
次に適用範囲の拡大で、これまで回収骨材の使用が制限されていた呼び強度60相当の高強度コンクリートについても、試験データに基づいて回収粗骨材の使用が認められた。
さらに「上澄み水」の定義見直しにより、目標スラッジ固形分率1%未満のスラッジ水を「上澄み水」として扱えるようになり、高強度コンクリートへの回収水活用を促進しやすくなった。
今回の改正により生コン工場の生産効率向上に加え、建設現場への安定した資材供給が担保されるとともに、回収骨材の活用促進による建設廃棄物削減と資源循環(サーキュラーエコノミー)の加速が期待される。
改正版「JIS A 5308:2024/AMENDMENT 1:2026」は日本規格協会より2,860円(税込)で販売されている。
骨材製造業者の設備老朽化・後継者不足・自然災害による物流への影響で原材料の安定確保が困難になる中、リサイクル材である「回収骨材」の取り扱い規定を現場の実態に合わせて緩和し、資源の有効活用と現場の事務負担軽減を図る内容だ。
回収骨材置換率5%以下は新骨材として扱えるよう運用を簡素化。高強度コンクリートへの回収骨材使用も解禁
今回の改正の主なポイントは3つだ。
まず回収骨材の取り扱い変更で、粗骨材・細骨材の目標回収骨材置換率がそれぞれ5%以下の場合に「新骨材」として取り扱えるようになり、配合計画書や納入書への個別記載を一部省略できるようになった。
次に適用範囲の拡大で、これまで回収骨材の使用が制限されていた呼び強度60相当の高強度コンクリートについても、試験データに基づいて回収粗骨材の使用が認められた。
さらに「上澄み水」の定義見直しにより、目標スラッジ固形分率1%未満のスラッジ水を「上澄み水」として扱えるようになり、高強度コンクリートへの回収水活用を促進しやすくなった。
回収骨材活用促進で建設廃棄物削減と資源循環を加速。生コン工場の生産効率向上にも寄与
今回の改正により生コン工場の生産効率向上に加え、建設現場への安定した資材供給が担保されるとともに、回収骨材の活用促進による建設廃棄物削減と資源循環(サーキュラーエコノミー)の加速が期待される。
改正版「JIS A 5308:2024/AMENDMENT 1:2026」は日本規格協会より2,860円(税込)で販売されている。
WRITTEN by
建設土木のICT活用など、
デジコンからの最新情報をメールでお届けします