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デジコン編集部 2026.6.2

建設現場の廃プラ35%が再生油に。鹿島・竹中・日本通運・三菱ケミカルら6社がケミカルリサイクルを実証し、CO2を15%削減

CONTENTS
  1. 回収した建設系廃プラの35%がケミカルリサイクル可能。技術対応次第で50%まで拡大可能との見通しも
  2. 産廃処理と同等コストでの社会実装の可能性も確認。建設現場のGX・廃プラ資源循環の実践モデルへ
鹿島建設竹中工務店・日本通運・リファインバースグループ・あおぞら・三菱ケミカルの6社は2026年6月2日、環境省「令和7年度プラスチック資源循環に関する先進的社会実装モデル形成支援事業」として採択された「建設現場から排出される廃プラのケミカルリサイクル実証事業」が完了したと発表した。


東京都内の新築工事現場6か所から廃プラスチック55トンを回収・選別し、油化による再生油の製造まで実施した結果、現状の熱回収シナリオと比較してCO2排出量を15%削減できることを確認した。

回収した建設系廃プラの35%がケミカルリサイクル可能。技術対応次第で50%まで拡大可能との見通しも


実証では建設系廃プラをリサイクル適性に応じてステージ1〜3に区分した結果、現状の技術で油化可能なステージ1・2が全体の35%を占めることが判明した。


さらにステージ3に対応した技術改良や設備追加を行うことにより、最大50%までケミカルリサイクルできる可能性が示唆されており、段階的な取り組みの拡大余地が確認された。

産廃処理と同等コストでの社会実装の可能性も確認。建設現場のGX・廃プラ資源循環の実践モデルへ


LCA(ライフサイクルアセスメント)による環境性評価では、35%をケミカルリサイクルするシナリオが現状の固形燃料化(RPF)・熱回収シナリオと比較してCO2排出量を15%削減できることを確認した。


経済性評価では立地・規模などの前提条件次第で、現状の産業廃棄物処理と同等程度のコストで実施できる可能性も確認しており、6社は本実証の知見を活かしてプラスチック資源の有効活用に向けた取り組みをさらに推進する方針だ。



参考・画像元:株式会社リファインバースグループ プレスリリースより 
 


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