大林組、岩谷産業、小松製作所(コマツ)の3社は2026年2月16日、上信越自動車道の工事現場において、水素燃料電池を搭載した中型油圧ショベル(FCショベル)の実証実験を実施したと発表した。
建設現場の実作業でFCショベルを使用する試みは日本初であり、ディーゼル車と同等のパワーを発揮しつつ、CO2排出ゼロ、低騒音・低振動といったメリットが確認された。
実験は2025年12月に、長野県の上信越自動車道(落石対策)工事現場で行われた。
各社の役割と成果は以下の通り。
性能面では実用レベルにあることが確認された一方、課題として「大容量かつ高速な水素充填」の必要性が浮き彫りになった。
今後は、より効率的な移動式水素充填システムの開発や、現場での運用ルール作りを進め、カーボンニュートラルな建設現場の実現を目指す。
建設現場の実作業でFCショベルを使用する試みは日本初であり、ディーゼル車と同等のパワーを発揮しつつ、CO2排出ゼロ、低騒音・低振動といったメリットが確認された。
「水素」で動く建機の可能性
実験は2025年12月に、長野県の上信越自動車道(落石対策)工事現場で行われた。
各社の役割と成果は以下の通り。
- 大林組: 実証フィールドの提供と実験統括。振動や騒音が少ないことで、オペレーターの疲労軽減や周囲の状況把握が容易になる点を確認。
- コマツ: FCショベル(コンセプトマシン)の提供。ディーゼルエンジン駆動と同等の力強い掘削性能を実証。
- 岩谷産業: 水素供給と技術支援。現場での水素充填における課題抽出と、移動式水素ステーション活用の検討。
課題は「水素チャージ」
性能面では実用レベルにあることが確認された一方、課題として「大容量かつ高速な水素充填」の必要性が浮き彫りになった。
今後は、より効率的な移動式水素充填システムの開発や、現場での運用ルール作りを進め、カーボンニュートラルな建設現場の実現を目指す。
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