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デジコン編集部 2026.2.17

大林組・岩谷産業・コマツ、日本初となる「水素ショベル」の現場実証実験に成功

CONTENTS
  1. 「水素」で動く建機の可能性
  2. 課題は「水素チャージ」
大林組、岩谷産業、小松製作所(コマツ)の3社は2026年2月16日、上信越自動車道の工事現場において、水素燃料電池を搭載した中型油圧ショベル(FCショベル)の実証実験を実施したと発表した。

建設現場の実作業でFCショベルを使用する試みは日本初であり、ディーゼル車と同等のパワーを発揮しつつ、CO2排出ゼロ、低騒音・低振動といったメリットが確認された。

「水素」で動く建機の可能性


実験は2025年12月に、長野県の上信越自動車道(落石対策)工事現場で行われた。

各社の役割と成果は以下の通り。

  • 大林組: 実証フィールドの提供と実験統括。振動や騒音が少ないことで、オペレーターの疲労軽減や周囲の状況把握が容易になる点を確認。
  • コマツ: FCショベル(コンセプトマシン)の提供。ディーゼルエンジン駆動と同等の力強い掘削性能を実証。
  • 岩谷産業: 水素供給と技術支援。現場での水素充填における課題抽出と、移動式水素ステーション活用の検討。

課題は「水素チャージ」


性能面では実用レベルにあることが確認された一方、課題として「大容量かつ高速な水素充填」の必要性が浮き彫りになった。

今後は、より効率的な移動式水素充填システムの開発や、現場での運用ルール作りを進め、カーボンニュートラルな建設現場の実現を目指す。



WRITTEN by

デジコン編集部

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