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デジコン編集部 2025.8.22

西尾レントオール、大阪・関西万博パビリオンのジオラマ模型を制作。木造モジュール技術と鉄道輸送の取り組みを展示

西尾レントオールは、2025年日本国際博覧会(大阪・関西万博)にて同社が建設を担当したパビリオンを再現したジオラマ模型を制作・展示した。

グループ独自の木造モジュール技術を活用して建設されたパビリオンの構造や意匠を忠実に再現し、自社オリジナルデザインの鉄道コンテナをNゲージモデルとして制作した。

海外3パビリオンを含む計6施設の建設技術を模型で再現


同社は、グループ独自の木造モジュール技術を用い、大阪・関西万博ではイタリア・インドネシア・フィリピンの海外パビリオンを含む合計6つの施設の建設に参画している。

ジオラマには来場者や関係者が実物のイメージをより直感的にご覧いただける内容となっており、パビリオンの構造や意匠が忠実に再現されている。

あわせて、実際に資材やレンタル機材の輸送に使用している自社オリジナルデザインの鉄道コンテナをNゲージモデルとして制作した。



コンテナを載せた貨物列車がジオラマの周囲を走行する演出を通じて、モーダルシフトによる環境負荷の少ない輸送体制も訴求している。

同社では建設現場で使用されるレンタル機材や資材の輸送において、モーダルシフトを積極的に推進している。

従来はトラック輸送が主流だったが、鉄道コンテナを活用することで輸送時のCO₂排出量を大幅に削減し、環境負荷の低減と同時に長距離輸送の効率化・安定化を実現している。



Nゲージに描画されている二次元コードは実際に読み込むこともできるなど、細部までこだわったデザインとなっている。

展示場所は東京ショールーム内(完全予約制)と大阪の咲洲R&D国際交流センター内(自由見学可)である。




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デジコン編集部

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