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デジコン編集部 2025.2.17

NEDOとKDDI、1人で3台のドローン同時夜間飛行に成功。太陽光発電所の銅線盗難対策へ

NEDOとKDDIは、太陽光発電施設3カ所において、1人の遠隔操縦者による3台のドローン同時運航の実証実験に成功したと発表した。

夜間警備の無人化で人材不足を解消


実証実験は、NEDOの「次世代空モビリティの社会実装に向けた実現プロジェクト」の一環として実施された。




山間部に位置する太陽光発電施設では、夜間の銅線盗難被害が多発しており、広大な敷地の警備に多くの人員が必要とされている。

各施設にドローンポートを設置し、サーマルカメラを搭載したドローンによる無人監視システムを構築した。

1人の遠隔操縦者が3台のドローンからのリアルタイム映像を同時に監視し、不審者の検知や異常の確認を行える体制を実現した。

今後は機体や運航管理システムの自動化・自律化を進め、警備業界の人材不足解消に向けた制度設計にも知見を活用する方針である。




参考・画像元:NEDO(国立研究開発法人新エネルギー・産業技術総合開発機構)プレスリリースより
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デジコン編集部

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