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デジコン編集部 2026.2.12

PRODRONE、山梨県の山林火災でドローンによる消火活動を支援。サーマルカメラで火点を特定

CONTENTS
  1. 「煙」ではなく「熱」で火元を探す
  2. 夜間・目視外でも安定飛行
PRODRONE(愛知県名古屋市)は2026年2月5日、山梨県上野原市および大月市の境にある扇山で1月に発生した山林火災において、防災ドローン「PRODRONE RESCUE」を用いた消火活動支援を実施したと発表した。

自衛隊や消防のヘリコプター計9機が飛行する高密度な空域環境下で、ドローンによる火点特定や情報共有を行い、地上部隊の安全な活動をサポートした。

「煙」ではなく「熱」で火元を探す


今回の活動は、山梨県、自衛隊、JUIDA(日本UAS産業振興協議会)、PRODRONEの連携スキームに基づいて実施された。

具体的な支援内容は以下の通り。



  • 火点位置の特定: サーマルカメラ(赤外線カメラ)を使用し、目視や煙だけでは判別が難しい地表の熱源や細部火点を特定。
  • 情報共有: 特定した火点情報を基に、ヘリコプターによる散水ポイントの選定や、避難指示・監視体制解除の判断材料を提供した。
  • 地上部隊への支援: 上空約50mからドローンのスピーカーを用いて、消防や自衛隊の地上部隊へ火点位置や周囲の状況を伝達し、視界の悪い森林内での安全確保に貢献した。

夜間・目視外でも安定飛行


活動では、映像伝送が途切れるような厳しい環境下でも、自動飛行設定により安定した情報収集が可能であることを確認した。


一方で、大規模火災時の広範囲な通信確保や、火点座標の即時表示機能の強化など、今後の災害対応に向けた技術的課題も明らかになったとしている。










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デジコン編集部

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