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デジコン編集部 2025.1.27

三菱電機とNTT東日本、光通信網で3D点群データを遠隔解析。インフラ点検の即時処理を実現

三菱電機と東日本電信電話は、IOWNのオール・フォトニクス・ネットワークを活用し、インフラ点検用3D点群データの遠隔解析・閲覧に成功したと発表した。

1波長100Gbpsの大容量通信で物理的なデータ輸送を不要に


調布市のNTTe-City Laboと新宿区の初台本社ビル間で実証実験を実施した。

1波長あたり100Gbpsの大容量・低遅延通信により、ローカル環境と同等の処理速度を実現した。

従来はデータ容量が大きく、SSDなどの物理的な輸送が必要だった点群データの即時処理が可能となった。




これにより、インフラ点検における異常の即時検知と、データ不備による再計測への迅速な対応が可能となる。

今後は都市の3Dモデルをリアルタイムで更新し、交通渋滞の緩和や新規建造物の影響シミュレーションにも活用する。

2020年からの20年間で建設後50年以上経過する道路・橋梁が約7割を超える見込みであり、効率的な点検手法の確立が急務となっている。







参考・画像元:東日本電信電話株式会社プレスリリースより
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デジコン編集部

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